トリスタンとイゾルデ

今年の新年のNHKガラコンサート、2013年はヴェルディワーグナー生誕200年にあたり この二人の作曲家の楽曲を軸に 感情豊かな詠唱が 豪華に披露されました。

テーマは 『人間讃歌、歌、思いをつなぐ力」新年にふさわしく豪華な顔ぶれでしたが 昨年ほどの感動がなかったのは 盛りだくさんで 私の知識が浅く、少々混沌として 気持ちがついて行く余裕がなかった気がします。

テレビから
楽しみは 藤村実穂子さんの「イゾルデの愛の死」でした。メゾソプラノの藤村さんは この曲は 初めてとの事でしたが さすがです。イゾルデはソプラノですから 矢張りベストの藤村さんではなかったかもしれません。でも、深く聴衆の心に訴えてくるように たっぷりと聴かせてくれる藤村さんには、心を揺さぶられます。

トリスタンとイゾルデは もとのストーリーは アーサー王物語にあると聞いていますが ロミオとジュリエット等 その後の多くのラブストーリーに 影響を与えた作品です。 

昨年は ドビッシー生誕150周年のアニバーサリーイアーで まとまりも良かった記憶があります。このときに、ドビッシーのピアノ曲「月の光」を思い出し、40年ぶりにピアノのふたを開けてみようと思った次第です。

今年は オペラ鑑賞が またできるといいなぁ〜!