祝膳

煮物がメイン、ヒットは菊芋
年々簡素化。でも、少しはお正月らしく ごそごそと しまい込んでいた重箱、実家の家紋入りお椀などを並べて はれの日の準備を致しました。煮物を多めに あとは市販品も取り入れ、元旦におせち料理を いただきました。飛び入り客用の器も用意しておきます。
テーブルクロスは 11月にアメリカの娘の家で このときに使用したもの。 実家から 娘が何かいただいて帰るというケースはよくありますが 母親が、娘の家から 何かをせしめてくるというケースは 余りないですよねぇ〜!(笑)送り返した方がいいかなぁ〜?
お雑煮は シンプルなすまし汁。マッスル君は お餅大好物。いくついただいたと思います?5こぉ〜!!私、一つ。
友人が 京都錦市場で求め 送ってくださった お正月らしい昆布のかご、菊花や扇子(?)が 華やか演出に貢献してくれました。この扇子も揚げると、華が開いたようになるんですよね。あとで気がつきました。再度使えそうなので 次回、楽しませていただきますね。
さてさて、上画像、ショウガのように見えますが 菊芋なんです。余り見かけませんね。ごつごつしていて 皮が剥きにくかったので 丁寧に洗って そのまま煮てみました。これがね、ジャガイモとごぼうをかけ合わせてような風味で 柔らかくおいしくて ちょっと感動の味でした。でも、皮は矢張り剥いた方がいいです。

菊芋といわれるように キク科の植物で 原産地は北米のようです。16世紀、厳寒の北方へ進出するにつれ 体力が消耗していく兵士達に比べ、菊芋を常食しているネイティブの人達は 元気そのもの。栄養価の高い食品、菊芋のおかげだったようです。

芋という名がついているのに でんぷん質はほとんどなく、イヌリンという多糖体、ミネラル、酵素、ビタミン、必須アミノ酸などを多く含む 注目されている食品とのこと。糖の吸収をおさえるので 血糖値を下げる働きがあり 糖尿病などにも効果が期待されています。

こんなにヘルシーな食品なら もう少し簡単に手に入るといいな!