本日は盂蘭盆会。お仏花を買いに行き その沢山のお供え用の花の片隅で見つけたこの花。何と可愛いのでしょう!昨年、ビードロの先生が 革を使ってこの花を作られていたのを思い出しました。
調べてみると,これは何と薬用植物ウコンの一種で しかも私が花と思っているところは花ではなく、苞だそうです。タイ原産では葉っぱはショウガと似ているそうですが 花の部分だけ売られていました。暑さにも強く、花も長持ちするそうなので 暫く楽しめそうです。寒さには弱いらしいのですが 育ててみたいものです。八丈島では仏様のお花として育てられているようですが まさにお盆に相応しいお花を飾ることが出来、嬉しいです。
どのアングルからみても清楚なかわいさ。はんなりとした色合いも涼しげです。盂蘭盆会、即ちお盆は サンスクリット語「ウランバナ」(逆さにつるされたほどの苦痛という意味)の当て字だそうです。お釈迦様の高弟が 地獄に落ちた母親を助けに行った7月15日に行いますが 農業国の日本では8月に行うところが多いようです。
故人の苦しみを救うと言われていますが 私達は仏様がお戻りになる時期と13日の夜に迎え火をたき、お供えをしてお迎えし、盂蘭盆の最終日には送り火をたくと言うことの方が知られていますね。
キュウリやナスをお供えするのは キュウリを早馬にみたて、早く戻ってこられるように、そしてナスはのろのろ牛にみたて ゆっくりあの世にお戻りになるようにとの意味合いがあります。6月になくなった叔母、叔父の新盆でもあります。此方で合掌させていただいております。