人にも動物にも優しいカナダ

過日、バスの運転手さんのちょっとびっくりのお話しを書きました。汚名挽回というわけではありませんが、こちらのバス、ステップが低くて乗り降りがし易い。ステップが低く幅が広い構造には このような機能が隠されていたのです。

車椅子の人の乗り降りを更に助けるためのエクステンション、折りたたみ式になっていて 伸ばすとなだらかな傾斜になります。車椅子を安全に固定する位置も広くとってあり、乗り降りは最優先。ハンディをおっている分、どのようにすれば自力で社会参加できるかと言う点に目を向け、先ずはやってみようという政策に積極性が見られます。対策ばかり練って、ネガティブな面を懸念する余り一歩前進する機会を見失っていることが多い国もありますが・・・

一端決まると、人々がそれを成功させようと協力している姿も 心に響きます。
しかし、バスの運転手さん、バス止めてスタバに行きコーヒー買いに行くことも・・・「こんなことあり?」っと、隣の乗客に聞いたら、『居眠りして事故起こすよりずっといいわよ〜」日本ならどうなるのでしょうね!

これはゴミ箱ではありません
ホリデーシーズンになると 助け合い運動の一環。食料品を寄付するための大きなボックスがスーパーなどに置かれています。どのように配布されるのかはちょっとわかりませんが アメリカに居たときもありました。主に教会に持っていくことが多かったように思いますが。日本の歳末助けあい運動のようですが 日本の場合は寄付金が多いですね。
渋滞するはずもない道で車が止まってしまった。事故でもあったのだろうか?と,一瞬思ったのだが すぐにその原因はこの小さな人なつっこい動物が道路の両車線の車にご挨拶。皆車を止めて、窓から話しかけたり,写真を撮ったり、こんな光景が時々みられる動物との共存社会です。

下画像はワンちゃん、猫ちゃんのベーカリーショップ。ちょっとオーバーなきもしますが ペットにお好みのおやつを求めるお客さんの需要会っての供給です

人口200万のバンクーバー、犬を飼っている家庭が多く その良くトレーニングされているのに驚きます。お行儀の良いワンちゃん達、大型犬であっても どう猛さを感じさせません。野良犬は皆無。ペットショップで愛犬をというシステムはありません。営利優先の繁殖をさせないシステムがねづいているようです。それぞれの権利を大切にする社会は、忍耐も養われる気がします。