まさかぁ〜!

日本を離れてみると 如何に公共交通機関がきちんとしているかが よくわかります。バンクーバーecoを意識して 公共交通機関を利用するように推奨され 市内はバスの路線が発達し、私達もなるべく利用するようにしています。本日は、そのバスにまつわるお話しです。バス料金、65歳以上はシニア料金で160円くらい、私は230円。

一度払うと有効時間を示したtransferと言うチケットをもらい,一時間半以内だと乗り降り自由。その間に用を済ませたら,それで往復切符にもなります。月末にスーパーで一ヶ月パス4000円強のカードを買えば乗り放題。私達の場合、レンタカーも組み入れているので、一ヶ月パスは割高になり購入していませんが・・・あれあれ、脱線してしまいました。バス料金のお話しではないんです。 そんな事、有り得ないでしょう!のお話し。

 私達の滞在しているところはdowntownからバスで7〜8分。マッスル君は歩くのが好きなので一人の時は歩きです。その日は二人で冒険気分!バスを乗り継いでEnglish Bayまで行ってみようと、束の間の晴れ間を利用して出かけました。

上画像のバスに乗り換えた途端、運転手さん(こちらは女性も多い)『代わりの者が来ないけど、私も帰る時間だから行くわよ。2〜3分で来るかも知れないし、いつ来るかも予想つかないわ」っと、乗客をおいて さっさとバックパックを担いで(画像)すたすた・・・・あれれぇ〜!

バス会社のおじさん(左端)も来て、『代わりが来ないんだよぉ〜」えぇ〜?それなら携帯で連絡とれないの?それに、発車時刻とっくにすぎているんだからこのまま同じドライバーに続行してもらえないの?って思いますわよね!

もっと驚きが 乗客の人達!なぁ〜んも文句言わず! だまぁ〜って降りて 違うバスの方向に向かっていました。これって変でしょう?「ご迷惑をお掛けして済みません。」もないのです。アメリカと同様Thank youは云っても Sorryは云わないお国柄だと伺っておりますが・・・まさに。

もう一件、ある日の帰路、途中までくると、運転手さんが叫びました。「お〜い!誰かこの路線に詳しい人いるかね〜?わたしゃ、今日、この路線担当初めてで わからんのだが〜」嘘でしょう!初めてでも下調べするでしょう?って 思いますでしょう?

そこに、私の隣に座っていた赤いジャケットのおばさん すわっと立ち上がり ドライバーの横に張り付いて そこの出口で降りて 右折して橋の下を通って 4th avenueにでるのよ。その後は〜〜〜〜〜と、落ち着いて説明されておりました。 ここでも乗客は平静、沈着。 おい、おいと文句も云う人もいなければ 焦る人もいません。おおらかというか、のんびりと云っていいのか・・・まだまだびっくりストーリーはあるんですが 又いずれかの日に・・・。びっくり画像で 終わりにします。