シエラレオネで30年

この一週間は充実満載のフルスケジュールで ブログの方が追いついていません。  日程順に追って書くつもりでしたが 本日の講演会について 記憶がフレッシュなうちに 記録しておきたいと思います。


ご縁があって 私達夫婦は 知人が熱心に活動しておられる シエラレオネの子供達への教育支援手を貸す運動―について意識し始めました。  ニュースレターなどを通じて 活動の尊さ、意義、子供達の素朴な素直な笑顔が伝わってきます。


本日、そのシエラレオネで30年余り宣教をしておられるシスター根岸から 直接、現地の様子を お伺いする機会に恵まれました。  お声をかけていただき有難うございました。  藤が丘の教会まで 行ってきました。


シエラレオネの内乱で 何度も生命の危機を体験し また、新しく生まれ変わったと思って・・・と 淡々と笑顔で語られる内容は 映画の解説を聞いているかのようですが 実際体験された事。  時折、花火の音などが 銃声を連想させるようなトラウマはあるそうですが 克己心を忘れず 常に前向きに明るく 遠い道のりではあるけれど シエラレオネで、日々頑張っておられる姿が伝わってきました。  


寄付金を具体的な建物建造などに使えば いくつかの新しい学校や施設も建つでしょうが 先ずは 生命を維持し、子供達が通学し、将来、生きていける活力や教育を身につけることが大切と 奨学金や給食支援活動に力を注いでいるとのこと。  


給食が食べられるから 学校に来るという生徒も多いとのこと。  文明国でグルメ志向や物資を無駄にしている現状では 到底、想像もつかない状況であるということを 理解しなければなりません。


講演が終って 駅までシスターと歩いている時 マッスル君が質問しました。  「あちらでは ご自分で食事を毎日作られているのですか?  時には、外食もされるのですか?」 あ〜ぁ!  マッスル君! 頭を切り替えないとダメ・・・「そぉ〜んな 外食できる所なんてないんです」と、笑っておられました。  


電気も水道も 特別な場所でしかなく 最低限の生活のインフラがない。  懐中電灯でポタポタシャワーを浴びる現状だそうです。  それでも 子供達は天真爛漫に明るく その日、無事に終えられたことを日々感謝して一日を終えるそうです。    


手を貸す運動のHPアドレスは http://www6.plala.or.jp/tewokas/シエラレオネの歴史やこの運動について詳しく書かれていますので ご参照ください。  小麦やオイルなど高騰の現況下 今までどおりの給食支援も困難になってくるのではないかと案じています。 HPを是非ご覧いただき ご協力願えればいいなぁ〜っと 本日のブログ、祈りを込めて更新です。