アメリカ民主党予備選挙終了


アメリカでは、11月の大統領選挙に向けての民主党大統領候補予備選挙が幕を閉じた。 ヒラリー・クリントンバラク・オバマ両候補が火花を散らした数ヶ月が終焉。  予想通り、オバマ氏の勝利となった。  


両候補の主張や支持者層は 明確に色分けされている。  そのため、いずれが勝利したとしても 負けた候補の支持者には 根深い感情のしこりが残り、本番の大統領選挙の投票時には 棄権、極端な人は 対立候補である共和党ジョン・マケイン候補に 投じると云った状況が懸念されている。(調査結果より)  それだけに、アメリカ国民の関心は いやが上にも盛り上がった予備選挙戦となった。  二人の争いは 選挙というものに有権者を引き寄せた効果が 大きいと云われている。


さて、クリントンさんが正式に退場(Bow out) 演説で オバマさんに称賛の言葉を残したのは 気持ちよいことだった。  政治的には、自分の立場や将来を オバマさんにゆだねる意味もあったと推察される。


直ちに二人だけで 密かに会談する運びとなった。  しかし、会談の場所は 公にされなかった模様。  当然、世間的には副大統領候補は?という期待から、マスコミはスクープを目指して緊張した。  ワシントンのクリントンさんの私邸で会談が行われると、かってに早合点したマスコミは クリントン氏邸に 大挙押しかけ、会談後の談話を取るべく 固唾を呑んで待ちかまえていた。  ところがである!  いつまで待っても二人は出てこない。


それもそのはず、 なんと、秘密裏の会談は、クリントンさんの私邸から至近距離のある民主党議員の自宅で行われていたとか・・・  さすが世間の関心を独占していた二人、最後まで、することが憎いです!


民主党支持者の半数以上は オバマ氏は、クリントンさんを副大統領候補に選ぶべきとしている。  アメリカ時間の土曜日に、クリントンさんは これまで支えてくれた支持者に 感謝の辞を述べるとともに 正式にオバマ氏をサポートする意向を表明し 今後、彼女が進むべき道についても明らかにすると言われている。  


クリントンさんが このスピーチ(Exit Speech)で言及することは 非常に大きな意味合いを持つようで まだまだ人々は行く手に固唾を呑んでいる状況のようだ。  オバマ氏は クリントンさんは 最も有力なrunning-mate(副大統領)の一人だとしてはいますが・・・?  どうでしょうか?  エドワード氏も 強力候補かなぁ〜っと思ったりして・・・