その3

Tuesday Lunch Bunchという名称のグループは Emory大学のCommunity College似通っていた折、クラスが何時も火曜日にあり 毎週、クラスがあってもなくてもBagle Palaceというユダヤ系のカフェに行けば メンバーが集まることになっている。  私よりはかなり高齢の方がほとんどだが 現役時代はばりばりのキャリアウーマン。  今も、政治活動、読書会、ボランティアなど それぞれの出来ることで活躍されている。


今回、もう既にナーシングホームに入所された人も わざわざ参加して総勢10人がこの懐かしいカフェでランチをアレンジして下さった。  hug,hug,hugの歓待を受けた後は好奇心の旺盛なこのグループ。  


通常、宗教と政治の話は避ける方が賢明とされているのに 神道と仏教について説明を求められる。  困った!  読書会で読んでいる本に仏教や神道のことがよくでてくるそうだ。  逆に私からpresidential campaignについて尋ねると 全員が民主党支事、その中でもクリントンオバマ派にわかれていたものの どちらかといえば混沌とした状況にうんざりという表情であった。


興味深い話題としてsustainable educationというものがあり 環境問題を考慮し 色々な面で貢献し始めているとのこと。  環境問題の取組に対して余り評判の良くないアメリカだが システム化されれば効果は大と期待したい。

夜は International Discussion Groupの集いに誘っていただき参加。  こちらもリタイアした余裕のある人達がが毎月ゲストスピーカーを招待し開催している勉強会。  概ね夫妻で参加されている。  


ネットワークを駆使して 様々な分野の専門家のプレゼンテーションを聞き その後ディスカッションだが アメリカでは プレゼンの途中でも 質問が次々とでて これは良し悪しである。  案の定、この日もスピーチの途中で質問が多く 時間の関係でスピーチは途中までとなってしまって尻切れトンボ。  


この日の論題は ロシアについて。  長い間冷戦状態にあったソ連についての情報は驚くほど少ないようで質問の内容も 人々のフリーダムについてが多かった。  


ロシアでのオリンピックサイト建設企画(バンクーバーの後の冬季オリンピック?)に関わることになったアメリカ人のレポートのような形式だったが ロシア人は総体的に何事に対しても悲観的で夢を持たせることから始めなければ 物事が進まないという苦労話もされていたし 政府の圧力が大きく 外資の大企業であろうともロシア国外にお金を持ち出せないなどの規制についても話されていたが深くは理解できなかった。


どのような会合でも 必ずrefreshment係がいて スナックが用意される。  セント・パトリックスの日が近いこともあって つきもののソーダブレッド、コーンドビーフにキャベツをまいたものやサラダ、 別のテーブルにはデザート、 そしてカウンターバーがあり 飲み物を世話する当番の人が数人。  ゆっくり話したいから是非と誘っていただき 日に何度も送り迎えしてくれる娘の時間も省略できるので この日はその方のお宅に一緒に帰ることに。  12時半過ぎまで話し込んで就寝。