紡がれる命

昨年秋に蒔いた古代えんどう豆が 寒さにもめげずすくすく育っている。  上画像は 1月にマッスル君が写したもの。  そもそも 古代えんどう豆は ツタンカーメンの副葬品と一緒に埋葬されていた種から今日まで命が受け継がれているとのこと。


1925年2月17日に イギリスの考古学者がツタンカーメンの王陵を発掘の折、この種を見つけ、持ち帰り栽培に成功したと伝えられている。  2月17日は2日後だから80年以上前のこと。  それ以前に3000年以上も 長く眠っていた種。  それが 今や世界各地で栽培されているとは 何とも生命力のある植物である。  栄養価が高そう!

上画像は 私が最近写したもの。  文字通りジャックと豆の木。  天に向かってどんどん成長している。  一握りの種を ご近所からいただいたのが数年前。  蒔き時もわからず 春に植えていたが 昨年、秋に蒔く事を教えていただいたので 今年は 早くから楽しめそう。  黒い鞘で豆ご飯にすると ほんのりピンク色になる。


我が家の肥料は EMのぼかし生ゴミリサイクルです。  用途に合ったバケツに生ゴミを入れ ぼかしをふりかけ きっちり密閉。  濾過式になった底の部分から 甘酸っぱいリンゴジュースのような液がとれます。  それを希釈して植物にあげます。  


冬場は 温度が低く発酵が活発ではないので 太陽光を吸収しやすいように 黒い衣服を纏わせています。  一月ほどして バケツの中のものを埋め、土壌つくりをします。  美味しい野菜が出来る準備は整いつつあります。