[映画] 日日是好日
午後、何気なくつけたテレビで 樹木希林さんの最期の映画と言われている「日日是好日」が放映されていました。この映画は 希林さんお亡くなりになられてすぐ 観に行きました。
ですが 惹きつけられるように座り込んで もう一度観てしまいました。こんなところあったっけ?と、思える箇所が沢山。多分、ストーリー全体というより 希林さんに注目し過ぎて 全体像を見なかったのかなぁ〜?
希林さんの所作の美しさ、言葉一つ一つの重み、きびしき中にも温かさのある眼差し、若い人が 茶道を通して 大切なことを 理屈ではなくて 感じ取り 身体が自ずと動いていく成長の過程など 改めてしっとりとした雰囲気に すっぽりと包まれてしまいました。
日日是好日は 禅語、毎日が良い日という表面的なものではなく、どんな日でも その置かれた環境で 今、この瞬間を大切に、一期一会と相通ずる深い意味合いがあるのですね。
コロナ禍の今、家にいて この映画に再度巡り会えたこともご縁です。
絶景描写ではなく 日々の生活にある 気配りのある室礼、さりげないながら よく手入れのされた庭、雨足、水、お湯の音、秋を感じるこの日に 映像を通して日本の美しさにも感激しました。
希林さん 撮影中、お身体大変だったのではないでしょうか?精神力の強さ、幅の広さ、責任感、そして希林さんの役者としての生涯に敬服です。
本日は シニアデイ。統計によると65歳以上が 人口の4分の1で世界トップだとか・・・社会福祉など逼迫が懸念されます。私たちも 健康に留意しなければ・・・と、常々思っています。今日も 自分に見合った運動を それぞれ実行しました。*