決断の時

このピアノもかなり高齢になりました。加えて8回も大移動、そして海外滞在中は 長年倉庫に(湿気管理はありましたが)入れっぱなし。留守にする期間も 閉め切った環境でと かなり管理状況は悪かったのに よく頑張ってくれました。

ベテランの調律師さんに みていただいたところ これからもピアノを続けるなら このピアノでは 私が気の毒(笑)。特に、今練習している曲は かなり速い指の動き。鍵盤が重く 立ち上がりが少々遅くなってきているなと感じます。弦を変える耐久力も欠けているようです。

私は このピアノの深い音色が好きなのですが 軽やかで華やかさを求めるのは 少し無理があるかもしれません。内部を見ると 老朽化して限界状態になっているようなのです。

娘もアメリカに嫁いでしまったので 引き継ぐということもないので 私だけのために、ここで買い換えるということ ましてや今のピアノに愛着もあるので 躊躇しているところです。

ヤマハやカワイのピアノは買取ということも可能とのことです。しかし、シュベスターは手作りピアノとその深い音色に 人気の高かった時代もありましたが 今では、中古は処分となるそうで それを思うと、お金の問題だけではなく かわいそうで躊躇してしまうのです。

一応、今回も調律していただき 綺麗な音色がでるようになり 今すぐにというわけではありません。でも、いずれ買い換えるなら 早い方が長く楽しめることは承知なのですが、どうしよう?