リタイアメントハウス

アトランタの娘家族を訪ねるもう一つの楽しみは 以前私達も5年余り在住していたので 友人達に会えることです。残念ながら旅立たれた方達もおられますが ご健在の友人達と その方達の思い出話をしてお偲びさせていただいたりします。

アメリカでは 若い世代のかた達との同居は ほとんどなく 潔く家を処分して リタイアメントハウスに入り、そこでの生活を楽しむ方も多いです。






こちらは、友人夫妻が購入されたリタイアメントハウスです。ロケーション的にも便利で 行き届いたサービス、日常のバラエティに富んだプログラム、充実した設備、緊急時の速やかな対応ができるシステムなど 安心して過ごせる細やかな配慮が整っています。

ホテルのような建物ですが プール、図書館、ダンスホール、コンサートホール、ジム、レストランもフォーマルからカジュアルまで数カ所あり その日の気分で選んでいるようです。

レストランで夕飯に誘っていただき、限られた時間の滞在でしょうから 会いたい友人、皆、一緒に招待するわよと 何時も言ってくださるのですが 今回は、友人夫妻と私達4人でゆっくり話したかったので そうしました。

夕飯時には ここに住まわれている方々は いずれかのレストランに来られるのですが 皆、お洒落をして とても華やかだし 男性もダンディです!デリバリーをしていただく事も出来るようです。

これまで本当に色々な人生を送られてこられたと思いますが マッスルが「皆、良い顔されているな〜!皆、充実した余生を送られてるんだね」と、感動していいました。私も 何故かコクーンの映画を思い出し、若返りのマジックではないけれど エネルギッシュに 活き活きとされている方達をみて 自分自身が歩んできた人生の様子が 表情としてあらわれているんだなと思いました。

以前にもご紹介しましたが 友人夫妻の部屋から見える景色です。3つ続きで購入されたアパートを改装し、一軒家の時と変わらない広さです。ホテルのように掃除をしてもらえたり ランチや夕飯は 階下のレストラン、色々なアクティビティや講座もあり 気分の悪いときはすぐ駆けつけてくれるので 本当に安心とのことです。

体調が万全ではないのですが その状態でも何か貢献できることをと ご自身のパーキンソン病の体験を活かして パーキンソン病サポートクラブを立ち上げ 心強いとパーキンソン病の入居者も増えているようです。どんな時でも 周りに目を向ける友人夫妻には 本当に沢山の事を学ばせていただいています。