今年は、沢山のたけのこをいただきました。ちゃんとゆでて持ってきて下さるので大助かり。この立派な竹の子、おかか煮、そして薄くスライスして オーブンで岩塩とオリーブオイル少々、木の芽をのせ、焼き竹の子にしました。コリコリ食感の少しイタリアン焼きの竹の子、順応性がよろしい食材でした。美味しいし、簡単。おかか煮は手付かず。そっくり明日の食事に回ります。
地元の朝どれファーミーで 時に珍しい食材に出会います。ウドのようなエシャロットのような・・・試しに栽培されたのでしょうか?ちょこっとおいてありました。こんな出会いが 大好きなサンフラワーです。ウドなら生で・・・と、一寸口に含むと あくが強い!
ゆでてみると、シャキシャキ、適度にあくもぬけて なかなかです。蕗味噌をつけて、おいしいこと!旬というのは 一月を上旬、中旬、下旬と分けるように 約10日ほどを意味するようなのです。
長尾智子さんのレシピから スパイスご飯と菜の花とアサリの蒸し煮、とても簡単料理ですが まさに旬の味。もう菜の花は店頭にはありません。うっかりしていると逃してしまう旬の味、とうのたった菜の花でしたが 食べ納めと作りました。ほろ苦い菜の花とあさり、お塩と少しのオリーブオイルで蒸し煮するだけですが スパイスご飯(炊飯器で普通に炊く)との相性は格別。こんなコンビネーションを考えつかれるなんて 素敵です!
(竹の子)筍は、日本の古典文学で最初に登場した野菜です。「古事記」によれば イザナギノミコとが 黄泉の国から逃亡。追ってくる ヨモツシコメ。困ったミコトは 髪にさした櫛の歯を折り 醜女に投げつけるや あら不思議! 櫛の歯は 筍になってニョ〜キ、ニョキ!ヨモツシコメが 筍を食べている間に めでたく逃げ切ったというお話です。竹から生まれた「かぐや姫」のお話など 竹や筍は日本人と深いかかわりのあるものなのですね。