記憶

ラジオ体操

ラジオ体操

本日は 遅れている つるし雛の製作、 宿題は明日まで。  このところ外出続きで 腰をすえて取り組む事が出来なかった。  穏やかな陽射しが 手招きして誘惑しているが じっと我慢。  


三番叟の仕上げ。 三番叟はもともと能の翁を 歌舞伎に取り入れたもの。  天下泰平、五穀豊穣。芝居繁盛を祝って踊るめでたいものだそうだ。  目を入れると顔に表情が現れ 命が宿る。  その他、中途半端になっている作品を点検し 完成品にと思うのだが 微妙な細かい点が思い出せない。  又思います。  どうしてこんな事始めたのだろうか?  でも、一歩一歩進めば何か出来上がるという 具体的に確かめられる魅力がある。  

  
こんな手仕事の時、 ラジオを聴くのが楽しい。  国会中継にも飽きた頃 3時に他局にあわせると 懐かしい音楽! ラジオ体操ではありませんか!  丁度肩も凝っているし ベランダに出てやってみよう。  もう何十年もしていないけれど、音楽が鳴ると不思議です。  体がしっかり覚えているのです。  


身体で覚えた事は 自転車に乗る事だって ブランクがあっても大丈夫なのですよね。  ただ判断力は鈍っていますから 注意は必要。  そのうちスキーも!と、思いますが これには技の低下およびその時の雪の状態などで 過信は危険だということは 数年前の夫の怪我で承知しています。


体操も 弾みをつけてしない事が大切だろうと思います。  ピョコピョコ飛び上がるのだって どすんどすんと体が重いです。  横曲げも ビリッと無理すると筋を痛めそう。  第一、第二体操をすると約10分余り 体がぽかぽかして 滞っていた血流が グルッ〜っと大きく動き出す感じです。


ラジオ体操の歴史は、 メトロポリタン保険会社(?)が 世界で初めて国民の健康維持のため ラジオ体操を紹介。  郵政省の海外視察で訪米のおり、 これに感激して日本でも ラジオ体操が取り入れられる様になったそうです。  日本独自のものではなかったのですね。  同じ体操かどうかはわかりませんが・・・。