城下町ホール

城下町ホールの事に関しては 余りフォローしてはいなかった。  以前、夫が市議会で傍聴してきた資料を読んだ。 質疑応答も予め予測されているだけに 解答も用意されているようで 質問が具体的であるほど 解答も準備しやすいに違いない。  ホールに関しては 心から品格のある文化的、芸術的なもの優先であると思っていた。  今もそう信じたい。    


小田原に戻って数年、 家庭の事情で この地に腰を落ち着け 周りを見る余裕が出来たのは最近になってからの事。  ふと、のぞいた城下町ホールの基本計画のページ。 http://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/lifelong/hall/hall06.html  あれぇ〜 いつもにぎわいのある? 行列など道路から直接広場に?  これ、お祭り広場やスクエアーのイメージだよ!  格調高いコンサートホールや劇場というよりは!  用途からすれば 其方の使用目的の確立が高いということなのだろうと推察。     


毎日コストのかかる事だから 遊ばせておくよりは活用した方がいいに違いないが 誰の為でもなく 市民の為のホールであるならば もう少し市民 それもその道に詳しい人たちも含めて対話して 推移していくべきものだと思う。  多機能ホールなら なお更、運営においても市民の参画が必至。 


春から工事着手ということで 見切り発車ということになる模様。  参考までに総務大臣賞をうけた長久手文化の家のHP,(おむすびさん リンクがなかったのでサンフラワーがのせます) http://www.bunka.nagakute.aichi.jp/index-j.html 


そして、まだ行ったことがありませんが 大阪に帰った時 是非コンサートに行ってみたいのが 兵庫県立芸術文化センター。  http://www1.gcenter-hyogo.jp/sysfile/center/top.html   少し専門的ですが色々なホールに関しての情報は  http://www.nagata.co.jp/news/back.htm 城下町ホールは 残念だが上記のホールとは 違ったコンセプトだと理解する。
 

私個人が好きなのは 環境の良い場所の小さなホール。  画像は ノルウエー、ベルゲンで訪れた時のグリーグ(ペールギュント組曲)ミュージアムのホール。  それこそ、そよ風吹く木立の中に こじんまりとした格調高いコンサートホールができればいいなぁ〜!  これは夢の夢。  アメリカでは 寄付金の税控除もあり 著名人の名のついたホールも多い。


日本では 昨年だったか 大賀氏から 寄付金で音楽堂をと言う話も出たのに 莫大な税金がかかり 実現しなかったと言う例もあったように記憶している。  国庫財産の問題もあるかもしれないが 寄付金に関する控除惑域をもう少し広げる事も考慮するべきだと感ずる。   


ひとつ、ホールにまつわる有名なお話。  「カーネギーホールへは どうしたら行けるんですか?」 っと 道を尋ねたルビンシュタイン 「練習して、練習して 更に練習をかさねていくんです!」 


ホール建て替えのの問題もさることながら 矢張り日常の生活の中で そのような文化的なことが育っていくような土壌開拓も大切だと思う。  商店街にも 時にはクラシックBGMもお願いしたいですね。