お正月気分が すぅ〜ッと抜け去ろうとしている頃、 受験シーズンが ドカンと重苦しくやってくる。 本日より 大学入試センター試験が始まり 日を追うように これから 入試が続く。 ホテルなどでも 受験生パックなど企画し この時期は ホテルがとりにくかった経験もある。
少子化に伴い、大学、短大への志願者数と入学者が ほぼ一致し 全入学時代の幕開けとなるらしいが 必ずしも 自分の志望校に入学できるわけではない。 発覚した履修不足で補習と入試勉強の双方を強いられた受験生と 要項を順守し、受験勉強に専念できた学校の受験生とでは差が出てくるだろうと懸念されている。
学習塾(英語)をしていた頃には 試験問題が発表されると 恐いものを見るかのように 受験している生徒の顔を思い浮かべ 問題に目を通したものである。 あの子はこの問題どうかな? きっと大丈夫とか もう一押し念を押しておけば良かったかなとか・・・近所の神社に 絵馬を書きお願いするのも例年の慣わしだった頃が ふと、懐かしくおもいだされる。
明日の朝、問題が新聞にのっても もう,目も悪くなって小さい字は見にくいし、それに文法など何年もみていないので忘れてしまっているし 根気もないので 解かないだろうな! こたつの所で 家族4人で解いた事もあったっけ。
しかし、この時期になると あの頃の充実した思い出が反芻できるのは 幸せである。 皆の春を願った一月から三月は、長かった気がする。 でも、春が今以上に特別の輝きを持っていた気がする。 受験生の皆さん其々の方に 春がやってきますように。 椿の花が色のない庭に 春の予感を運んできています。