霊園に 沢山咲いている彼岸花。 別名 曼珠沙華、(赤い花が天からやってくる慶事のしるしと 仏教典)でも 余り縁起の良い華とは 聞きませんよねぇ! 英語では cluster amaryllisとかspider lily。(なるほど! そんな形かも)
お彼岸の頃、 突如 その豪華な姿を ニョキ ニョキ 現し、 引け際も潔く 一週間くらいで枯れてしまう。 葉と華を 同時につけることがなく 球根で繁殖する。 その球根も 水芭蕉のように 横に一列に 伸びていくのか 規則正しく整列している姿に よく出会う。
この球根に 毒があるようだが 水溶性で よく洗えば食料に。 昔は でんぷんを採取していたというので 驚きである。 又その毒性を利用して ねずみなどよけるために お墓の周りや 田圃のあぜに 植えられるようになったそうである。 この赤い花を見ると 本当に秋が来たなぁっと 感ずる季節の花。 白い彼岸花のことを A子さんのブログで読み 見たいなと思っていたら 黄色い彼岸花も 白い彼岸花にも お目にかかれました。
「彼岸花を見るものは 自ら 悪行を離れる」 という いわれがあるようですが 毎年見ているけど 免れた悪行って なんだろう? 我に問うてみる。