[暮らし] あの日もこんなお天気でした。

今日は、母の祥月命日。その日のことは 18年も経つのに 記憶に鮮明に残っています。穏やかで眠る様な旅立ちでした。母は4人兄弟ですが そのうち3人が6月に旅立っています。紫陽花の頃、花を見て悲しいというより、どこか懐かしさを感じます。

昨夜、未明に目が覚め それから寝付けず 今日は、シャッキリとしません。久しぶりのコーラス、母も歌が好きだったので 休まず行ってきました。

最初にいつも童謡など耳慣れた歌で 声の調子を整えます。今日、一番最初に歌ったのは ゆりかごでした。この歌は 母の好きな曲で 最後のお別れの時 ゆりかごの歌を歌いながら お花を入れました。祥月命日に 嬉しい偶然で素敵な供養になりました。下記は その時のブログ抜粋です。

「母は歌が大好きで 酸素マスクをつけた状態でも 声にはならねど 口を動かしていました。  最期は少し苦しみましたが 特効薬は ゆりかごの歌、 テンポを落として ゆっくりゆっくり歌うと 息が安らぐのがわかります。  最期のお別れに際して 花を棺にいれながら 妹と ゆ〜りかごの う〜たを カナリアが う〜たうよ〜と 歌いだすと 次々と声をあわせて下さり 悲しいお別れでしたが 母の安らかな顔が 金色の本堂の神々しさに 相応しく 輝いているようでした。  

お母さん、貴女の忍耐力、気力 厳しい状況においても めげる事はありませんでしたね。 天晴れな84歳の生涯、 ご苦労様でした。  そして有難う! 安らかに眠ってください。」