[サラーラ]オマーン第2の都市

オマーンといえば、サッカーの試合でよく耳にする程度の知識しかありませんでしたが 意外にも日本と深いつながりがあるのですね。カブース国王には 少し日本人としての血が流れているとのことで そのエピソードもお聞きしました。

荒涼とした光景が延々と続きます。
マグゼイルビーチ
観桜客がこぞってやってくるビーチだそうですが 商業的なものは皆無、肌を見せてはいけない風習があるこの国、Tシャツなどお服を着て泳ぐそうです。

どこの国も入国には それぞれ決まりがあって ドバイでは 喉のお薬などの持ち込みはいけないとのことでした。また、なるべく旧市街では 肌を露出しないようにとのこと。

スルタンカブースモスクは サラーラ最大のモスクで この都市のシンボルになっています。直径6メートルのクリスタルのシャンデリアが36メートルのドームからぶら下がっています。
お祈りをする場所のカーペットは1億1500万の結び目があり、重さが20トンもある手織り。中央の窪みは教壇ですが 何も置いてありません。神は唯一無二であり 偶像崇拝はないとのことです。人々は 日に5回メッカの方角に向かって お祈りそするのが習わしだそうです。

モスクには 高い塔があり、そこから5回礼拝を呼びかける言葉が流れ 街に響きます。とても神秘的な響き、特に 薄暗くなった夕刻の調べは 明かりを煌々とつけない街には 何か別の世界のような気がします。最も異国なのですが・・・

ワディ。ダウか乳香公園見学、アラビア半島南部にある涸れ谷。谷筋に乳香の木が自生、紀元前3000年の頃より 重要な産地だそうです。

乳香は 金と同様とても経済価値のある商品で 古来よりお薬としても重宝されていました。木の樹液で 幹に傷をつけると樹液が ゆっくりと流れ やがて白くミルクのようになり 上質のものは真珠のようにもなるとか。。。。

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乳香市場にもいき 記念に乳香を少し買いました。米ドルが使えて 10ドルほどの室内用アロマ。ちょっとヒノキのような香りがします。

しかし、ジリジリ焼けつく暑さに 目も乾燥。オマーンの国旗は 赤、白、緑の三色、多くの戦争で流された血とそれを守る軍の力、白は平和の象徴、そして緑は、水の少ないこの国にたくさんの農作物をという願いがあると、
ガイドさんのお話でしたが 正しく記憶しているかしら?