Vancouver Symphony Orchestra

おじいさんはウイッスラーオープンで今冬初スキーに、おばあさんは、街でコンサートに
それぞれのお楽しみ!

Russian Classics

Conductor / Performers
Pierre Simard conductor
Christopher Gaze host
Hannah Chung violin

Repertoire
Shostakovich Festive Overture
Tchaikovsky  Mazepa,Cossack Dance
Prokofiev Violin Concerto No. 2
Glinka Russlan and Ludmilla: Overture
Mussorgsky Pictures at an Exhibition: Great Gate of Kiev
Tchaikovsky Eugene Onegin: Waltz
Prokofiev Lt. Kije: Troika




開演前、紅茶とビスケットのサービスがありました


私はかぶりつきノ前から2番目の席。申し込んだのが遅かったので空いている席はごく僅か
久しぶりに壮大なスケールの上質な音楽を楽しめました。シンフォニーは コンサートホールで聴くのがいいですね。重厚感のあるホールにぴったりのShostakovichの迫力ある音楽、きびきびとした歯切れの良さ、厳寒の地にも負けず、とうとうと流れる民族の血、スケールの大きさなど 独りよがりの解釈ですが ぐ〜っとせまってきて 思わず鳥肌がたつほど感動しました。

隣の席の静かで上品な私より少しお年を召されたご夫人、何時もシーズンチケットを買われているとのこと。1人でこうして老後を楽しまれている様子。開演前のひととき 話しかけて下さいました。1曲目の感動は同じようだったのか 思わず顔を見合わせてしまって、言葉になりませんでした。

2曲目のCossack Danceは一曲目の余韻が強すぎて この軽やかな曲を身体が受け止めるのに苦労しているような気がしました。でも、メリハリという点ではいいのかな?

楽しみにしていた Hanna Chungのバイオリンは 残念な事に第3楽章だけ、難曲を堂々と歌い上げたと思いますが 私の左端の席はバイオリニストとは遠い位置で オーケストラのボリュームに消されがち。アメリカ在住時代から よくFMクラッシックで聴いていたバイオリニストの生演奏を聴けたことは感激でした。

このコンサート、平日のお昼間、全席35ドル、私はシニア割引の32ドル。こんな時間に来れる人は矢張りシニアが多いです。お昼間でこのお手頃お値段でもeasy listening classicではありません。全楽章でなくとも大曲ばかり。それに空席は殆ど無し。気楽にシニア夫婦が こうしてコンサートに来れるって素敵ですね。シニアホームからのバスで来られた団体もありました。ますます感激!

あ〜ぁ!またコンサートやオペラ熱が再燃しはじめて・・・NYの息子さん、1週間くらい昨年のような特別席でなくて良いから また行ってみたいなぁ〜!(母はつぶやく・・・読んでいないだろうなぁ

そうそう、マッスル君、スキーは吹雪いて途中でリフトが止まったそうですが 初滑りとしては これ位で良かった!と、満足して帰ってきました。それぞれの報告をおえて 2人とも満足満足の1日でした。