「今度はいつ来れるかわからないんだから したいことは何でもしたら・・・」と、いろいろお膳立てしてくれた息子夫妻の言葉に甘えて 存分に楽しんできました。オペラやコンサートの終了時間、美術館巡りなど考えると マンハッタンに泊まるのが効率的です。
このホテルは 以前にも泊まったことがあり、カーネギーホールの向かい、メトロポリタンオペラにも夜遅く終了しても 歩いて帰れます。数ヶ月前の早割で予約。到着翌日、息子はお休みをとっていて 午前中、ニューヨークフィルハーモニックのリハーサル見学
現在の音楽監督は、アラン・ギルバート、お母さんは日本の方でバイオリニスト、お父さん、妹さんもバイオリニストの音楽一家です。
余談ですが、アランギルバートと私の誕生日が偶然にも同じです。音楽絵図がタクトによって立体的に引き出され、見事なハーモニー!
この日は ジョン・アダムス、アメリカの今、活躍中の作曲家、70歳の誕生日の記念コンサートのリハーサルのようでした。作曲家、ご本人のコメントもいただきながらのリハーサル見学、何と幸運なことでしょう!そのコメントの一つ一つが 楽団に向かって言われているので 聴衆には聞き取れずでしたが その箇所を繰り返し演奏されるので それで解すべきなのでしょう。
午前9時半という早い時間、シニアの方達がたくさんこられていて さすが文化度の高い優雅なマンハッタンだな〜と思いました。
昼食は レストラン名忘れました(いつもついて行くだけなので)リンカンセンターの近くで3コース料理。
午後は、メトロポリタンオペラのバックステージツアーに参加しました。2000名からの裏方さんを抱えるメトロポリタン。舞台装置、衣装、メイクアップなど オペラ上演に関わる様々な分野、私たちが通常見ることのできないツアー。オペラが大好きで どのオペラのどの場面もさらっと出てくるシニアのボランティアガイドのおかげで これから鑑賞するオペラがますます楽しみになりました。
世界にその名を轟かせたパパロッチでさえも ジンクスを担ぎ 直角に曲がった釘をどこかに潜ませて 舞台に立っていたそうです。これは心の平穏を約束するものだったようで 私も大掛かりな舞台装置建造場所で見つけました。ラッキー!でも、多分、帰りの飛行機手荷物検査に引っかかりそうで 持ち帰りは画像だけにしました。夜は、息子夫妻は オペラ鑑賞でしたが 私は NYで先ず第一にしたかったことが この日、カーネギーホールでのピアノコンサートに行くことでした。ホテル向かいのカーネギー、夜8時開演に合わせて出かけました。このコンサートについては また続きを更新します。(NY滞在イベント備忘録)