もう一つの楽しみ

シカゴ Day3アメリカ在住1年目の頃、隣に住んでいた友人がシカゴに移住。 在米中、良く二人でウォーキング,ショッピング、ランチを楽しんだ。 後には二家族でサンデイ,ブランチに良く出かけた。 この日もブランチにとホテルまで迎えにきてくれたが 残念ながらご主人はカリフォルニアに出張中で会えなかった。 何しろ子供達は 殆どが伴侶も含めて弁護士と典型的なユダヤ人。 彼女自身はモントリオール育ち。 カナダの国籍を在米40年以上になるのに 未だ維持していて愛国心旺盛。

再会は10年ぶりくらいになるだろうか? 少しも変わっていない。同時期に両親の介護という問題を抱えていて そんな点でも話が良く合い 国が違っても、共感し、同じ視点で話せる友達ができるものだと感激した在米中の思い出がよみがえる。 

優柔不断なところが無く スパッっと言い切る気っ風の良さとは対照的に 動物シェルターでボランティアをし 引き取り手がなく 翌日には殺されてしまう猫や犬を 見るに見かねて連れ帰り、30匹の猫と3匹の犬と同居するという無類の優しさを持ち合わせている。それぞれに名前がついていて 一匹でもいなくなるとわかるの?との質問に 間髪を入れず Of course!  

置物ではなく本物の猫がテレビの上に
私は猫はどうも苦手で 30匹の猫の居る彼女の家に行くことは躊躇したが Come o~~n!と、熱心に勧められたのと どんな様子かもちょっと興味津々で覗いてみることに。
なんと、ちょっと言い表せない光景です。 アパートとはいえ60坪はある広さだが、どの部屋にも 猫が・・・犬が・・・デモ、不思議。 全然臭わない! それに家の中は清潔で何にも出ていない。 彼女のセンスの良さは抜群で まるでモデルハウスのようだったのを思い出す。どうしてこんなにきれいの? Work,work,workと 笑っていました。ハウスクリーナーの人は頼まず,全てご主人と二人で賄っているそうでびっくり。 なるほど、こんなに動物が居ては来てくれる人もいないかな?
さすが、色々な装飾品は 出しておけないとしまってあるそうだし、お料理好きの彼女なのに 料理なんて出来ないわよ〜! 材料出せば飛んでくるんだもの。確かに,台所は猫達に占拠されています。トースターの上にも座っています。この動物たちのために 夫婦で旅行が出来なくなったと嘆いていましたが 今までに十分過ぎるくらいあちこち見たからもういいのだけどね、とのこと。

このあと、マッスル君はホテルまで送ってもらって 再度Nさんとお話しを楽しませていただき、私は彼女の案内でシカゴの街を歩きました。 画像トップ、日曜日だというのに こんなにガラガラ。 Chicago Bears(フットボール)の試合時間中で 皆、スタジアムに行ってるか テレビにかじりついているのよとのこと。 

なるほど、その後、翌朝、6時の飛行機のため 空港近くのホテルに移動した時は 試合終了時間と重なり 渋滞に巻き込まれました。 でも、その日は しっかり夕飯にありつけました。 翌朝は3時45分にモーニングコールですから 即就寝。