危機管理

シカゴの街の印象ー整然としていて 美しい。 人々が大変親切で 気さくに話しかけてくれる。 特に、British Columbia,Vancouverでは、どちらかと云えば英国気質、 満面に笑みを浮かべて 知らない人にでも挨拶ということはあまりないので アメリカ人の明るさが際だって感じられた。

そうそう、もう一つ記録しておきたいこと。 なぁ〜んと、あるお店で、私はマッスル君のに間違われました!こんなことがあって ルンルン。マッスル君は 「あの店にはもう行かないぞ!」 色々とexcitingな一日。 こんな日は、出かけないで、ゆっくり余韻を味わいながら、ホテルで夕飯を楽しみましょうと意見が一致。

ホテルに戻ると ロビーがわさわさ。 どうやらフットボールシーズンで他の州から大挙して応援団が来ている模様。 いやな予感! 矢張り、ホテルでの食事は混んでいて予約が難しい。 それならばと コンシアージお勧めのレストランに 冷たい風吹く中、出かけるも こちらは更にひどく 3時間半待ち。 近隣のレストランも大差なし。

だんだん身体が冷えてきて 身体の内から暖まるスープが飲めると良いねと ようやく 先程ロビーで見受けた一連の応援グループが入っているレストランで 30分待ちで妥協。 席に案内されたときは 二人とも疲れがドット・・・温かいスープが運ばれ、ひとさじ口に含んだところ急に咳き込み停まらなくなった。 回りでも次々咳き込む人が増え ノドや目にひどい刺激を感じる。 

気がついたら 回りは誰もいない! おまけに従業員の人達も 何も言わず真っ先に飛び出した模様。 ひどいじゃないの! 私達の席はトイレの近くだったため清掃スプレーを使いすぎたのかと一瞬思ったが どうやらそうではないらしい!誰かが意図的に 何かを散布したようだ。 オーダーはしたものの 何も食べていないのも同然だし 皆、飛び出しているので そのまま外に出ました。 

まともにその刺激臭を受けた私は マッスル君と違って気分が悪くなり 頭痛、めまいやノドの痛みで もう何処にも行かないで ホテルで休みたいのみ。 帰路、スーパーでマッスル君は自分の夕飯を調達。 何が原因か確かめるすべもなく ちょっと不安感が募ります。 だんだん悪くなったらどうしよう?とか・・・食欲ゼロ。 その横でマッスル君、チキンをむしゃむしゃ。いつもよく食べるなぁ〜!

昔、大手製薬会社に勤務していたこともあり、 毒性の場合はそんな状態ではいられないからと安心していたらしいのですが それにしてもねぇ〜! 一眠りして Nさんが 「ホテルでどうぞ」と、下さったスコーンと紅茶をいただきました。 その美味しかったこと!今回の件で 一瞬にして飛び出したアメリカ人達に比べて 何と私達は のんびりとしていて危機管理に対して鈍感なのでしょう!と 思い知らされました。自分の身は自分で守らないとね。