富士山の見える家

 

東京の友人、箱根別宅の 昨春の集いでは 富士山のご機嫌が悪く その姿をみせてくれなかった。  透き通った冬の大気は その雄姿を見せてくれる確立が高い。  再度お招きいただき 今回は3日とも 私達を楽しませてくれた。  頭をくも〜の上に出し・・・やら 夕闇の黒いシルエット姿、 ほんのりピンクの朝の富士山。  刻々と様相を変貌させ、大空舞台を 自由偏在に。  時にはぐっと迫り来る迫力、時には遠くでゆったりと・・・


25日、 我が家にて軽食ランチを済ませた後 一路箱根へ。  途中のドライブも my garden直結専用道路のように空いていて お天気の良さにも恵まれ、冬枯れの景色を楽しめた。  

途中、お勧めアイスクリームがあるということで 午後の休息はオラッチェで ソフトクリームを。 車から降りると 飼い葉おけの干草の昔懐かしい香、 オラッチェは画像のように頭文字をとった名称。  なるほど さっぱりとしているのに 濃くのあるエバミルクのようなソフトクリーム。  絞りたてのミルクから作る新鮮さが 気分的にも美味しさプラス。


この周辺の景色は 視界をさえぎるものがなく 四方八方、広々とした田園が山の方まで広がり 派手な看板もなくアースカラー里山の景観は 静か〜なぁ しずかなぁ〜里の秋(冬だけど)の歌が 自ずと浮かんでくるよう!


友人宅に着き 窓からの富士山を楽しみつつ歓談、 そして気持ちの良い温泉のお風呂に入れてもらって 美味しい夕食をご馳走になった。  都会の喧騒から逃れて 山の中の静けさ 窓から見える星の輝きも 一際美しい。  女3人寄れば〜。  尽きないお話に就寝は12時ごろだっただろうか?  

布団乾燥機でお布団をあたためておいてくださって ふかふか気持ちの良い事!  何と文字通り温かいお心遣い!  布団乾燥機を寝る前には 我が家でも取り入れたい。


26日も好天に恵まれ 予定通り箱根のガラスの森へ。  カーニバルにあわせて 仮装用のアパレルも無料で貸してくれる。  30分だけと言うのはチョット短い気もするが・・・其々お気に入りの衣装やお面をまとって歩くと 何となくウキウキ華やぎムード。  己の姿を隠せば 何か大胆になれそう。  羽目をはずさないよう30分で丁度良いかもしれないなぁ〜!



カンツォーネを聴きながら パスタランチを食べた後 展示品を鑑賞。  庭の揺らぐガラスの飾り付けが プリズムの役目をして 太陽光と風とのコラボレーションで ガラスをきらきら七色に煌かせる。  中々上手に写真を映せないでいると 親切なカメラマンが 採光を絞って(だったかな?)と カメラの調節をしてくださった。  先程の仮装気分の大胆さが手伝って 我ら叔母さん族、 「元に戻す方もおねがいします」


その後、入浴券があったので 箱根湯本ホテルの温泉へ。  空いていて気持ちがよかった。  三島方面にでて 村の駅にて地元野菜など 3人ともお買い物。  安くて新鮮、特にきのこ類が美味しそう。  夕食は外食で中華。  どれもさっぱりとしていて美味しく頂きました。  黒米のおこげあんかけが特に印象的。  


温泉にも入ったし、夕食も済ませたので ゆったりとBGMを聞きながらの憩いのひと時 今夜もほっこり気持ちの良いお布団で熟睡です。


27日もポカポカ春の日のようで ほんわりとした大気に山の稜線がまろい。  冬のクリスタルクリアーな冷気の中では くっきりのはず。  熱海におりていくと 梅園に向かう人たち・  もう梅祭りが始まっている。  私達もよってみる事に。 まだ少し早いけれど お祭りムードは十分。 


お昼は 友人お勧め海鮮丼。  安くて豪華。  起雲閣近くのサイトウと言うお店だったかな?  ひっそりした細い路地を入るのだが お店の戸を開けた途端 活気がみな ぎり 団欒の声や食器の音、 狭い間口に待っている人が列をなしているので 評判のお店なのだろう。  


その後、起雲閣を見学。  多くの文豪他著名人が宿泊された由緒ある旅館は閉業後、熱海市が買い取り 一般公開されている。  大正、昭和の浪漫色豊かな豪華絢爛な部屋、 文豪達の手紙、 回廊庭園など 過っての華やいだ活気が今も感じられそうな気配、 そうそうたるメンバーの闊達な討議が 聞こえてくるようだ。   


旅も終盤、海岸沿いを走り小田原へ。  自宅までの送迎付きで楽しませてもらった贅沢な3日間 お陰さまで至福の時を過ごせました。  有難うございます。  今回、残念ながら参加できなかった他のメンバーの方 次回の集いは是非皆で。  本日は、大雑把な集い記録ブログにしました。