ここ何年か 新幹線で帰阪することが多かった。 その長い車内での時間を如何に? 色々試してみました。 殆どは 眠る事が 多かったのですが。 テープでの オーディオ ライブラリ−。 これは 結構電車の音が うるさくて 長続きはしませんでした。 読書、 目が疲れてきます。 それに 面白くて仕方がない本というのも いつもあるわけではありません。
近頃は 数独! 考える時は ぼぉ〜っと 窓の外を見て 叉数字とにらめっこ。 ピタッと決まると やったぁ〜!っと達成感。 途中で放り出してもOK. 都合のいい存在なのです。 それに 夢中になれることもしばしば。 時間を忘れます。
数独を知ったのは 3年前カナダの本屋さんで。 何やら日本語らしい本の名やなぁ〜! それにしても 何故? こんなに沢山 あっちにも こっちにも? 手にとって みていると すでに これは日本発祥ゲームと(もともとはスイス) 知っている地元の若者が ぱらぱらと集まってきて 日本人とみなされた私に 質問します。
コツは何だ? とか もう大分 数独をしているのか? とか だから日本人は数学が得意なんだとか...えぇっ〜! 逃げるわけにもゆかず ぱらぱらっと本を見て 「帰りの飛行機の中でするの」 とか何とか言って 買ったこの本が ず〜っと 長〜く眠っておりました。 見ただけで 何もわからんものだったんです! 何故買うかなぁ〜?
忘れていたこの本。 蘇ったのは お堀のベンチで 時間自由人のおじさんが 毎日毎日 紙と鉛筆を持ってきて 何時間もなにやら解いているのです。 その一つが この数独でした。
時を同じくして 日本育ちのパズルと新聞で大きく報道されており これが世界中でブームになっているとのこと。 脳の一部(前頭前野)を 活性化するとか書いてあれば よし!っと くるではありませんか! ところがどっこい! 何から手をつけていいのか... 叉しばらく 本は おねんねか... そのとき、パカァッと閃いた一つの法則性発見! 脳活性化を必要とみなされた 神様のお助けヒントです。 解けたその快感だけで 次なるステップへ。 何と単純人間だこと! 活気付けの 見事な一滴。
この数独も 新幹線に乗る機会が少なくなって 叉遠のいてしまうかもしれません。 母のベッドサイドで解いていると 「難しい事してんのね〜!」っと 心をくすぐってくれた 思い出の一つでもあります。 記録に残しておきたく とりあげました。