悠久の時を重ねてきた古都、奈良の街には 伝統的な日本の文化と何処か大陸文化を思わせる要素があります。
唐招提寺では 井上靖著の天平の甍の世界が広がりました。当時の遣唐使の姿、帰化僧、鑑真大和尚が 5度来日失敗しつつ しかも両眼失明という不運にあいながら 不屈の精神で来日して建立された寺院、歴史の重みと 厳かな空気感があります。
全て書き尽くせませんが 画像で奈良見学を振り返りたいと思います。
タイムスリップしたかのような古い町並み、奈良町の一角にある元興寺。蘇我馬子建立の 我が国最古の寺院、法興寺を飛鳥から平城京に移したお寺。使用可能な飛鳥時代の古式瓦が使われているそうです。平瓦も丸瓦も重なり合ってしかれているのが特徴だとか。
萩、桔梗、曼珠沙華の花が咲いていて 秋到来を実感!
唐招提寺内
創建当時の姿を残しているのは東塔のみ。画像では6重の塔にみえますが3重の塔だそうです。1300年余りの年輪を重ねてきた尊いものです。
塔は、お釈迦様のお墓、遠くからでも拝めるように そして尊敬の気持ちで高い塔を建てるに至ったということです。
金堂の薬師如来像、日光菩薩像拝観、残念ながら月光菩薩像は 白鳳展にお出ましでお会いすることは出来ませんでした。
「平安と鎮魂」を生涯、心に抱き 平和の道、シルクロードを描き続けた平山郁夫氏の。『大唐西域壁画』、この薬師寺に奉納されています。幸運なことに年4回の期間限定公開中で 私達、拝観することができました。
本当によく歩いた毎日、この日はランチの代わりに 無性に甘い物が食べたくなって・・・私は大きなパフェ!全てに葛が使ってあるんですって。疲れを癒すには和スィーツ最高!でもこのパフェ70歳が完食って ちょっと自分でもびっくりかもですね。
もうすぐラグビーの試合が始まるので 最後は、はしょってしまいました。南ア戦のロスタイムに入ってからの闘いぶり、痺れました!今晩も応援します!