*[旅と光]の切り絵展*
奈良友人のご主人さま個展の日程に合わせて 今回の旅を計画しました。毎年、素敵なカレンダーをいただくので、是非この機会に 作品の数々を鑑賞させていただきたく 友人達と迷うことなく今年の旅が決まりました。個展開催、おめでとうございます。
建築会社にお勤めの頃、綿密な設計図など描かれていらしたとはいえ、リタイア後に始められたという切り絵。今では,ご自身の工夫や建築などの経験もいかして、オリジナリティ溢れる創作活動、そして又講師としてもご活躍です。ご自身で写真など参照しながら絵を描き、構図を工夫して作品にされるそうです。デッサンも見事ですね。今回のテーマは「旅と光」とされていますが この奈良を代表する興福寺の五重塔,三重の塔は 裏表になっていて 中にライトがはさんであり 額縁もそれにあわせてのカスタムメイドだそうで 新しい事にチャレンジされる情熱に感動します。画像はありませんが 秋の銀杏の紅葉、春の桜の組み合わせも見事でした。それにしても どれも何と繊細で美しい手仕事なのでしょう!
ご夫妻でよく海外にも出かけられますが その地での印象を,後日もう一度心の中で旅をしながら 切り絵に仕立て上げられているようです。それらの作品に誘われて 臨場感たっぷりの旅を 私も体験させていただいているように思いました。奈良町に近いギャラリー、観光客の方も次々立ち寄られているようで盛況でした。そしてご友人の多いご夫妻、北から南からと遠方より来られていて 充実した素敵なリタイア生活ですね。貴重な作品の数々鑑賞させていただき 充実したアートの秋の旅、満喫させていただき有難うございました。
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