コンサート

 昨日は、小田原医師会合唱団の初めての定期演奏会。 第2部でチェロ奏者としてその名を世界に馳せておられる藤原真理さんのチェロコンサート、この地で生演奏を拝聴させていただけるのですから 嬉しい限りです。

昨年、医師会合唱団結成記念コンサートが小ホールであり、結成後3ヶ月だというのに そのレベルの高さに驚愕いたしました。 それから1年弱、今回は大ホールを 一階も2階も埋め尽くしての多数の拝聴者。 冷房が効かない位の熱気に溢れていました。 

この地方で医療関係に携わられる方達が 音楽を通して、市民との交流の場になればという趣旨から この合唱団を立ち上げられたとお聞きしています。 いつもは診て下さる先生方が 今度は患者の私達が舞台の上の先生を拝見させていただくわけです。 いつもと違って緊張されていらっしゃる先生もおられたのではないでしょうか? おこがましい言い方ですが、確かにとても親近感を抱くようになれた患者さんたちもいらっしゃることでしょう。

お忙しく、気の抜けない日々のお仕事の合間に練習を重ねられ 昨年より一段と素晴らしいハーモニーを 奏でられていました。合唱団ご指導は 私達のコーラスグループ、ハミングバードの先生でもあります。 私達のファ〜ストコンサートは9月。 どなたかがハミング婆さんと、冗談を言われていましたが 年齢層も高く3世代で歌を楽しむという趣旨で立ち上げられたそうです。このコンサートで大変良い刺激を受け、本日のコーラス練習、力が入っていました。目的を持ったハミングバードはハミングレディ〜ズです。

さて、藤原真理さんの大曲からお馴染みの曲まで たっぷり生演奏。 美しい深く円熟味をおびた音色、ホールの隅々まで浸透するかのように流れました。 年輪を重ねられた分、心に訴える熟成されつつ、よどみのない音色、バイオリンの煌びやかさとは違った美しさが響きました。 もう一度拝聴させていただきたいので 8月30日の県立音楽堂でのコンサートに出かけたい!

コンサートのお手伝いをさせていただき、大きなイベントが開催される色々なことを学ばせていただけたこと とても感謝しています。
チラシを挟み込むこと、受付、会場入場、会場整理など プロの方の着眼点、総括的な視点、流れの段取りなど、大変勉強になりました。楽しく学びの多い機会をいただけましたこと、有難うございました。