東京見物と集い

連休の後半、お祭りの当番を終え、夕方から上京。  実家に(大阪)14年も住み込んで色々とお世話をしていただいたWさん、82歳の高齢ながら 東京に一度行って見たいとおっしゃっていたので 妹と打ち合わせて来ていただく事にしました。  妹が大阪から同行し、ホテルにて合流。  


まだまだお元気ながら ご高齢ゆえ 皆のスケジュール調整が出来、即、決行。  皇居を死ぬまでに一度見たいとのこと、皇居前のホテルを妹が予約してくれていたので 窓からお堀も見ることが出来、喜んでいただけました。  はとバスでの観光も考えましたが 要所要所をタクシーで回った方が つかれも少ないだろうと 浅草、夜の銀座を初日に。  翌日は、皇居、明治神宮、新宿の高層ビル街を回り 私達にとっても貴重な観光となりました。 

向学心旺盛で、今でも図書館通いをされているWさんにとって 矢張りガイドさんが必要のようでした。 「観光バスに乗ると 詳しい説明をしてくれるのがいいわぁ〜」  すみません。  私達ではおばさんの好奇心にお答えできなくて・・・。


鬱蒼とした緑茂れる明治神宮。  神宮御鎮座のおり 全国からの献木により「永遠の森」となるよう植樹されたそうです。  普通神社で見られるような杉や桧ではなく 椎、樫、楠などの照葉樹が植えられています。  大正時代既に始まっていた公害を懸念して 100年先にも持ちこたえられるような品種を植樹されたといわれていますので 先見の目があったと感心します。

五箇条のご誓文 広く人材を求め討議し公正な意見によって決める。身分の上下にかかわらず一丸となって積極的に国を整え治める等 明治維新の精神が 今でももう一度読み返し心したい内容です。


夕方からは 皆で小田原の我が家に移動して 外食よりは落ち着くので ありあわせのもので夕食。  色々な思い出話が出ました。  Wさんの思い出話の中から 心温まる父母の夫婦愛の話を聞くことができ 良い話しだなぁ〜ッと感動しました。  実家にとって最も変化の多い多忙な時期だったので Wさんには本当にお世話になりました。  10年以上も前のことですが 未だに家族同様交流が続いています。

朝食に古代豆で豆ご飯をたきました。  採取時期が適切だったのでしょうか。  以前よりも、もっとピンク色で豆もふっくらおいしかったです。  パンを食べたい人もいて ごちゃまぜですが 妹夫妻は、野菜があればハッピーなので 小田原新鮮野菜をたっぷり。  それにしても、むしゃむしゃよく食べる妹です。  おまけに庭の甘夏も食べたいというので マッスル君、まだ時期尚早かも・・・と言いつつ 切ってきました。
「美味しい!甘い!」っと 妹、目をくるくる。  この時期は色々な柑橘類がこの地方にはでていて むいた皮が山になるくらい 夜遅くまで話しながらいただきました。  この我が家の甘夏、後日、私もいただきましたが 本当においしいです。  EMでの生ゴミリサイクル肥料が効いているのかな?
小田原城見学の後、一夜城跡へ。  途中から見おろした 小田原の町。  お天気に恵まれ最高でした。  マッスル君が詳しい小田原の歴史をおばさんに説明してくれたのですが おばさんも大変よくご存知で マッスル君もびっくり。 東京見物も出来皇居もみたし、良い冥土のお土産が出来たと 大変満足していただきましたが まだまだお元気で長生きされる事と思います。