シクラメン

先日、体操教室に行った折、広場でフリーマーケットが開催されていた。  一際美しいコーナーの花屋さん、ちょっと立ち寄ってみたくなった。  人の良さそうなお兄さん、「買ってくれないかなぁ〜。  一つくらい売れないと・・・東京から来てるんだぁ・ まけておくよ」 中でもシクラメンが威勢がいい。  元気に赤々と、ともし火。  


「普通で買うと5千円はするよ。 3千円にしておくから買って!」 そんなわけで我が家に連れて帰ったシクラメン。  毎年鉢植えを買うのだが 管理が難しく(いえ、悪くて)多年草なのに 翌年咲いたためしがない。 これには温度表示もついていて適温に保ちやすいらしい。

原産は地中海地方で 和名は イメージからして余リ相応しくない「豚のまんじゅう」 球根が英名で sow bread (雌豚のパンの形???)をしているらしく そこから由来したものらしい。


もう一つの名前は「かがり火」。  これは頷けますね。  ノーブルな女性が 「かがり火のようね」と、表現した事から 植物学者の牧野富太郎命名したと 検索してみたら書いてあった。  また、シクラメンは英名でcyclamen。  これは 花茎が出始めの頃 丸いcycleから 呼ばれるようになったそうだ。


シクラメンは ポカポカとした日光を好む植物。  温かい日差しを受けて薫るシクラメン。(余り香らないような気がするのですが・・・)そう言えば ひと頃、「シクラメンのかおり」という歌が 爆発的にヒットした頃がありましたね。  


ところで、このシクラメンお買い得だったかも・・街の花屋さん、もっと小さい威勢の悪いのがかなり高かった。  でも、何を基準にしているのか 値段の巾の大きい事!お高いものは1万円以上、 珍種だったり シクラメン名門の子孫だったりするのでしょうか?