エスニック・ベジタリアン

フィロという薄〜い透き通って見えそうなクラスとがある。  そのクラストを使ったバクラバという中近東のお菓子や パイのように作ったお料理など、 滞米中、よくレバノン出身の友人が ポット・ラックパーティ(持ち寄り)に持ってきていた。  薄いのでパリパリ、かさかさしていて ちょっと、もったりとした物を中に包むと 歯ざわりの対比が楽しめる。


今回は、ネットで見た渦巻き状の形態に 創作意欲をかきたてられたものの クリック、クリックしている間に どのサイトだったのか?  おまけに画像だけだったような気もするのでレシピは レバノンの友人の味の記憶を辿ることに・・・乳製品はOKの軽いベジタリアンの彼女は ほうれん草とチーズそれに何かしら木の実で 味にこくをつけていた。


余りこだわらない私。  冷蔵庫にあった ター菜という中国野菜、ほうれん草等の湯がいたものと玉葱をいためたものに ハーブ入りのさっぱりクリームチーズとカレー粉少々、ピーカンナッツを混ぜたものを 2枚のシートでくるくる渦巻状に重ねて オリーブオイルを塗って焼きました。  おいしい!

それならば、 カナダで食べてやみつきになったファラフェルというひよこまめのコロッケ風のものも作って見よう。  ひよこまめの粉、玉葱、ガーリックにコリアンダー、クミンを混ぜ、丸めるだけよと フードコートのおばさん教えてくれた。  それだけじゃ わかりゃせん。  一つ目失敗。  オイルの中でばらばら。  小麦粉を少し加え、 揚げずに焼いてみた。  まずまず。 でも、同じ味ではない。  要研究!  レモンを絞ったヨーグルトソースで食べる。 
イクラストのように バターをふんだんに使っていないのでさっぱりしている。  ひよこまめのファラフェルも レモンが利いたヨーグルトソースがよくあい肉類がなくても満足感がある。  もしかして おからでも同じように作れるかな?っと ふとひらめいた。 つなぎに何を使うべきか?
フィロシートは 実はカナダから冷凍のものを保冷剤をいれ 固く新聞紙で包んで、チェックイン用のスーツケースに入れて 試しに持ち帰ってみた。  大丈夫のようである。  日本では余り見かけない。  手作りも出来るそうだが 不器用な私向きではない。  製菓材料のクオカという所から 取り寄せられると聞いたことがある。  左画像は渦巻状の中、 右画像は持ち帰ったフィロクラストの箱。