インド人の計算力

まだ夫も私も時差に悩まされ、午前3時ごろから目を覚まし、夜中の徘徊者よろしく、おもむろに起きて、たまっている新聞に目を通したりしている。  本日は春めいた陽気に誘われ買出しに。  随分歩いたので気分もいい。  そろそろブログ更新しないと・・・


バンクーバー往復とも 機内には沢山のインドの人たちが乗っておられた。  経済開放政策により 計画経済から自由経済になって15年余りのインド。  経済発展に伴って生活水準が上がり、ゆとりが出てきたのだろう。  


米国、アジアのパソコンメーカーによるインド市場参入も活発で デルHPに続いて近くインドに工場を開設するらしい。  人口11億人近くを抱える新興国市場は 無限の可能性を秘めていて注目されるのも当然なのだろう。


理数系に強いインド人。  以前にも書いたが2桁掛け算のみならず 色んな便利な計算法を会得しているようだ。  例えば、35x35 とか 75x75のように 一の位二桁の2乗の計算は (十の位)3x(3+1)=12  (一の位)5x5=25 答えは 1225  同じように (十の位)7x(7+1)=56 (一の位)5x5=25  答えは 5625 (同様に15x15, 25x25, 45x45, 55x55, 65x65, 85x85, 95x95)


帰りの機内、免税品の販売で 隣のインドの女性がなにやら買い物をし そのおつりをどうしてもカナダドルでもらいたいと主張。  アテンダントの女性、米ドル日本円でしかおつりがでませんと何度も説明されているのに そのインドの女性、自己主張が強く 一歩も譲らない。  


議論の後 おつりの代わりに、等価格の小さな品物を買いたしますとのこと。  素早い換算で品物を3点ほど選ばれていたが アテンダントの人は計算機をかちゃ、かちゃと何度も計算して その結果、驚いたような顔で 「ワァ〜ぴったりです。 どの様に計算されたのですか?」 


横にいた私、計算力にも自己主張の強さ、ともにびっくり。  なるほど、チーム力に欠けるインド人といわれるわけが判る気がしました。 画像は バンクーバーの港