ロールキャベツ


春に向かうと 風が強くなってきます。  空中で 冬将軍と春女神が 陣取り合戦をしているかのように 時には冷たく、時には生暖かい風。  不思議なもので 大気の気配と共に 私達の記憶の引き出しが無意識のうちに開き 心底に眠っていた いとおしい思い出がが 突如、目覚めます。


この時期、 母は良くロールキャベツを作ってくれたなぁ〜!  この時期のキャベツはおいしいよ!っと言ってネ。  でも、昔ですから 十分なお肉ははいっていません。  おからやお米でボリュームを出したロールキャベツだったと記憶しています。  思い出すと 動物本能が騒ぎ 無性に食べたくなって キャベツを買出しに。  料理する者の特権で 好きなものが食べられます。  


ロールキャベツ・ア・ラ・Sは ビッグサイズのロールキャベツを 切っていただきます。  そのほかに 葉っぱだけを 一緒にクタクタと煮ると ボリュームあり しかし カロリー低くてしめしめ。  お肉やしいたけなど巻いたロールの煮汁が たっぷり葉だけの方に染みて 素材のよさが生かされ 本当に自然の野菜の甘みが楽しめます。  どちらかと言うと 我が家では この葉っぱだけの方がメインです。  キャベツ1個は 決して多すぎません。  


勿論、翌日は 味がさらにブレンドして 更に美味。  キャベツはカルシュームもたっぷり。  統計によると アメリカに移民したポーランド人と比べて キャベツを多く食しているポーランドに住んでいる女性には 乳がん発症率が少ないそうです。   どうやら サワークラウトと言う発酵キャベツの消費と関係あるようです。  これは あるある情報ではないよ〜!  


春といえば、余談ですが 米国で研究中の息子にも 努力と忍耐の後の春がありました。  学位を授かり 来週より 又、社会人として復帰です。  昨日、朗報を得て嬉しかったです。  連れ合いのT子さんのご理解、励まし そして妹のMYKの励ましありがとう。  


このブログにアクセスしてくださる方の中に 米国の子供達の様子を おりにふれ尋ねてくださる方々がおられるので この場を借りてお心配り御礼申しつつ ご報告させていただきます。


まだ当分は 息子夫妻そして娘も米国滞在のようですが ブログを続けて こちらの様子を知らせて参りたいと思います。  時々書き込んでくれるコメントのお陰で 元気なんだなと、安心します。  直接の対話をしなくても 互いが元気であると確認ができれば 殆どの場合は それだけで十分な事が多いのです。