国際交流2

           


高校訪問は 相洋高校。  IT関係の設備が 素晴らしく 眼鏡をつけて3Dでの大自然鑑賞 (前日、左写真)は、 リアルで 皆、大喜び。  夏休みを控えて 午前授業のみで 2300名の生徒の 殆どは既に帰宅していたが クラブ活動などで残っている人たちと 声を掛け合ったり、写真を撮ったり 清々しい光景。


ハイライトは 和太鼓 相洋高校は 神奈川県代表として 8月2日、京都での全国大会出場権を 得ている。  衣装はつけていないが その迫力溢れる演奏 そして何よりも 楽しそうに 無心に ビートに身を委ね 圧倒されるような 摩訶不思議な世界。  心の奥底にある 魂を揺さぶられ、喚起させられる。 全国大会、頑張れ!


太鼓、笛は どの文明にも 初期の頃から存在し、 時には宗教的な儀式に使われたり あるいは 村の人たちへの合図であったり。  全く、交流のない古代に 其々の地域で 同じような生活形態があった事に、不思議を感じる。


和太鼓クラブが ここまでの功績をえるに当たり 毎日、休日にも集まって練習していると聞いた オーストラリアの生徒達。  [私達の国には 皆が休日も集まって 何か一つの事を 皆で協力し合い 作り上げていくということはないなぁ〜」  校庭では まだ入部して間もない 生徒達が 古いタイヤを利用して 太古のビートの 練習をしていた。  一つの事に 真剣に打ち込む 美しさが そこにはあった。


この後、柔道部見学。 柔道着に着替えて 参加するオーストラリアの生徒達。  柔道を媒体として 双方の気持ちが 十分伝わっているように 思えた。  心、体、技を 3本柱とする柔道。  叉その礼節を重んじる 日本の伝統技。 互いに整列して 丁寧なお辞儀と 元気な 「ありがとうございました」 の挨拶で終了。