オリンピックその後

今日は本当に久しぶりに晴れたので 気にかかっていた外回りの雑務処理のため忙しくしていました。夕飯後、バンクーバーからのレポートをアップする予定でしたが まだ見ていなかったシリーズ物のDVD(Desperate Housewives Season5)を見始めたら深夜になり、更新は明日に致します。

オリンピックに向けて準備段階のバンクーバーの様子、私達は何度かの滞在で見てきました。オリンピック期間中は 街が混雑するだろうし チケットを手に入れるのは困難、しかも日本選手の活躍ぶりは報道されないだろうと 日本でテレビ観戦を楽しみました。

あれほど、工事中だった町並み、色々な点で便利になったはずです。東京オリンピックの時に新幹線が開通し、1970年の大阪万博でも 御堂筋線の延長として新しい路線が拡張されました。バンクーバーの様子はどのように変化しているのでしょうね。現地にいるレポーターが データーや私的な見解を交えて送信してくれましたので 簡単にご紹介しておきます。

オリンピック後のバンクーバーからのレポート

オリンピック開催したことによって 市民の愛国心を高めまた地域活性化につながったように見えると言うことです。どちらかと言えば 同じNorth Americaといえど、アメリカ人の明るさ、人なつっこさは 余りカナダでは感じられませんでしたが オリンピック以降変化が見られるとのこと。British Columbia州ですから むしろ英国人気質なのかもしれませんね。

このようなムード的な明るさイコール経済面でのgood newsにはつながらないようです。当初のもくろみでは かなりの黒字を語られていましたが 結果的には赤字

要因として 選手村の大幅な工事の遅れで予算超過、温暖化に伴う雪不足で、遠方から雪運搬の莫大な費用が加算、ウィッスラースキー場までの道路拡張工事により 道路状況が大幅に改善され運転時間が短縮された便利さの裏には 日帰りが可能になったため宿泊客が減り、ウィッスラーの経済は衰退。

これらの赤字解消手段として バンクーバー市民の増税が現実化するそうです。経済面での赤字はいただけませんが 余り大きなイベントのない静かで落ち着いた街の人々にとって 世界の人々が集まり活気に満ちたこのイベントは 心に財産を残してくれたのかもしれませんね。