カナダのマツタケ

昨夜の雨とは打って変わって好転の兆し。『行きましょう〜!今日は気持ちいいですよ!」と、再度のお誘いを受け マツタケ狩りに行ってきました。マイナスイオンの清涼な空気の松林に入ると 身体全体が浄化シャワーを浴びたように頭の中がすっきりし 身体も軽やかに。 

の出現を恐れて 鈴やお守りをしっかりと用意して 最初は、おずおずと・・・でも、森の中に入ると感動のclean and crispさ!神聖で厳粛な自然の大気にすっぽり包まれた原生林の中、返って守られている気がしてくるから不思議です。

ごろごろした岩場を覆う苔、滑りやすくアップ&ダウンはちょっときついです
松の根周辺、こんもりしていたら要注意、ちらりと白く見えれば目が輝きますが 似たものもありますのでがっかりすることも。苔の覆いを除くと、ほら、こんにちわ!
カナダのマツタケは大きい。傘が開いていても採れたては、良い香りがします
陽光がところどころに光のパッチワークをみせてくれます。温度も上昇するにつれ 靄も立ちのぼり神秘的、右は松林から出たところ、山の紅葉はもう晩秋
帰路足取り軽く
私達の収穫は僅か。でも、食べきれません

2時間余り歩き回っていたでしょうか。それも平坦な道ではありませんが 夢中で時を忘れて・・・マツタケもさることながら マツタケ以上に美味しい空気を沢山頂戴してきました。 霧中で歩き回ったせいか、帰宅してしばらくすると 足が硬直! すぐ治りましたが・・・

熊の話ですが 人間が熊を恐れるように 熊の方も怖いそうです。話しかけながら目を見て 後ろずさりするのが良いとか 膝を抱えて丸くなり、死んだふりをしていれば 熊は2〜3回転転がすけれど そのまま立ち去るとか・・・色々言われています。 

出会い頭に ビックリして噛まれることがあるそうですので 聴覚と嗅覚に優れている熊が 出現しないように 鈴を鳴らしながら歩くのだそうです。因みに通常の黒い熊は穏和な性格で どう猛なのは北米のgrizzly bearという灰色の熊。

一節によると 黒い熊の爪は曲がっていて いざという時には木登りが可能。逃げることが出来るという余裕が穏和にさせているとか・・・これに対して、grizzly bearは 爪が真っ直ぐで 木登りが出来ず非常手段が無いので 身を守るためにどう猛になり 噛みつくとか・・・人間も,余裕があると おっとり構えることが出来るというのは 同じでしょうか。