オキザリス

ここ数日、桜通信、桜メールとあちこちのお花見を居ながらにして楽しませていただき 花酔い気分です。このレモンイエローの花はオキザリスカタバミとも呼ばれていますが 爽やかな酸味を思わせる春のスパイスカラーとでも言えましょうか?

近所に群生していて、その鮮やかさに 何の花?っと 数年前そこを通るたびに不思議に思っていましたら 昨年、ファーマーズマーケットで見つけました。 早速、鉢植えを買ってきて 植えてみたところ あら、まぁ! 増えること、増えること! おまけに、種が飛び火して 思わぬところにも・・・調べてみるとこれは除草泣かせというではありませんか!

オキザリスの語源はギリシャ語のoxys-酸っぱいという意味から来ているそうです。 葉や茎にシュウ酸を含み酸味があることから この名がつけられたそうですが 子供の頃何となく茎をしがんだのは此花だったかな?と 懐かしく思います。

瞬く間に 庭の一部を埋め尽くした繁殖の早さ。 根が深く、嫌になったから根絶しようとしても 到底無理とのことです。 このことから 家運隆盛、子孫繁栄の願いを込めて 家紋として好まれています。 

レモンイエローの爽やかさ、小さなちょっとたれるように咲く花、私は好きです。 しかし、切花には適切ではなく、昼間の太陽の下でぱっと花開き 夕方からは眠ってしまい花弁を閉じてしまいます。