大人の修学旅行

奈良歴史街道散策 Day 1
いやぁ〜! よく歩きました! お連れの皆様、ありがとう! お天気に恵まれた 時間ぎりぎりまで貪欲に見て歩いた3泊4日の旅でした。 東京からの友人の「ひかり」に三島で合流し、京都で九州からの友人も加わって 計3人で奈良へ。 いつもは5人のメンバーだが今回は残念ながら3人。 でも、一緒に旅している気分。

奈良に到着したのは1時過ぎ、先ずはお昼ごはんをと 奈良駅近くのホテルに荷物をおいて出かけたらもう2時過ぎ。 ちょっとした所はランチタイム終了。 開いているところが運良く一軒見つかり 「3人ならいいですよ」と入った[発酵薬膳]のお店。 どこかのお宅にお邪魔しているかのような アットホームな小さなお店。 要予約との事なので 飛び入りの私達は たまたま本日、余分があったからとの事。 遅い時間ともあって お客は我らのみ。 http://r.tabelog.com/nara/A2901/A290101/29001045/#rstinfo

お店の名は猿沢池近くのらふぁえろ
 素材は珍しくないのに、そのお料理方法が 「日本全国探しても ここだけだと思いますよ」とのこと。 全て素材が発酵させてあり、塩分ゼロの糠床使用の素材調理法。 発酵は特許をとられたという糠漬けに、秘伝の術がありそう。 全ての素材を糠につけて それぞれの素材本来の味がより際立つ工夫がしてあるようだ。 相応しい材料、そうでないものもきちんと把握されている。 塩分ゼロの糠床とは驚きです。 そのオーナーの女性の肌の美しさに説得力がある。 事実、お客さんで体調がよくなられる方がいらっしゃるようです。
塩分無しの糠漬けにした野菜からとったスープ、糠漬けにした豚肉と野菜のポトフ。 肉類では豚肉が一番、お魚は秋刀魚と言うことでした。 薄味ながら それぞれの持ち味を生かした旨みがあります。 さっぱりだけど今までに食べた事のない味。 発酵卵焼きにカレーソースは 大豆の粒粒の食感。
発酵させたお豆腐はちょっとチーズのようなお味。 酸味をまろやかにしているのは 栗のソフトな甘さ。 デザートのよう。 おじやと優しい味のお味噌。 予想したよりずっと食べやすく 身体がポッポと温まり 薬膳、なるほどです。 風邪気味の友人、すっきりした気分とのこと。 老廃物を浄化する意味でも 近くなら 時々行って見たい。 好き、嫌いがあるかもしれないが どこか懐かしい感じのする健康食である。(画像は、許可を得て写しました)   
さて、遅い昼食を終え、東大寺〜二月堂へ。 光線の加減で 木々が真っ赤に染め上げられて 夕陽も期待できそう。 美しい着物姿の人をちょくちょく見受け、さすが奈良と思っていたら その日は 東大寺にて 弁慶1000回記念の歌舞伎が演じられるとのこと。 後日のお話では8000人の観客を魅了したとの事です。

階段を登りつめ 二月堂から夕陽の落ちるのを眺めました。 夜風は日中の温かさと反対に冷たく じっと座っていると寒いくらいです。 お昼が遅く、ご馳走だったので 3人ともまだお腹が一杯。 夕飯はおうどんがいいと意見が一致。 適当なお店が近くに見当たらず 歩きつかれて探すのも億劫。 結局、駅前のおうどんやさんで かけうどん。 食べたいものを食べるのが 一番美味。 ごちそうさま。