[航海中] スケジュール

船は スエズ運河に向かってアフリカ大陸とアラビア半島の間を 時速35キロぐらいで 航行しています。波は 両岸のおかげで漣、静かに流れるように船は進んでいます。油田の火が上がるのが見えたという人も。
船でのスケジュールは 前夜に配布される プリンセスパターという船内新聞に 全て記載されています。はっきりは見えませんが 多くのイベント、エンターテインメントがあり 時に整理券配布、抽選などあり、1時間近く並らぶこともあるそうです。

我々は、新聞を見て マーカーで印ますが 大体、日課のように決まっています。朝9時からは フィットネス、腹筋クラス、時にズンバ。(マッスル君は この名が覚えられず ズンダと間違えております)その後、マッスルはジムと水泳、私はヨガ教室。

11時から 興味のある講座がある時は 出席しますが お昼まで ちょっとゆっくり。昼食後は 本を読んだり、お茶を飲みに行ったり 特別企画がある時は そちらも出席。でも、だいたい、この時間帯は 部屋でゆっくりパソコン。

夜は 毎晩ショーがあるので そちらはほとんど出席です。世界チャンピオンのマジックショー、天使の声と言われるソプラノ歌手、ヴァイオリンの調べなど 様々な国籍のアーティストによるエンターテインメント。

交通手段を使わなくても 毎夜、さまざまなエンターテインメントを楽しめるのは 船ならでは。自分で選択するわけではないので 時に好みでないこともありますが 違った分野のエンターテインメントを こんな時に知るというメリットもあります。

80パーセントはシニアのこの船旅、でも皆様はエネルギッシュです。お身体の不自由な方々も乗船されていますが ご一緒の方が本当にあたたかくお世話をされていて 船旅は 各人にとって 様々な楽しみ方があるんだなと思います。

[航海中] 感激した出会い!

航海は アフリカ北東部と アラビア半島の間にある細長い内海。紅藻繁殖により紅く変色する時があるのが 名称の由来だそうです。

日本との時差が 7時間遅れになりました。2日続けて 時計を1時間遅らせました。今日は3時半ごろ目覚めました。

適切な画像が見当たらないので

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野菜を使ったカーヴィング
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いつも自由にいただけるパンやケーキ、本当に美味しく メロンパンやアンパンなどもあり マッスル君は喜んでいます。私はライ麦、雑穀パンが好み。

さて、私たちは 余りsociableではなく、人気の社交ダンスなどにも参加したことがないのですが 時々、食卓で座り合わせた方々との会話を楽しませていただいています。しかし、お名前を伺うということは 滅多にないのですが・・・・本日は、感激の出会いがありました。

朝食時、たまたま隣のテーブルに座られた方、私たちが会話している時、「そんなことがあったのですか?」と、話しかけてくださいました。そして自然と 「どちらからこられたのですか?」とお聞きすると「長崎です」「そうですか。私たちにも長崎には ちょっとご縁がありまして・・・・XXXというところなんですがね」

そうすると、そのご夫妻は ちょっと絶句され、私たちは そこから来ているのです。今度は、私たちがびっくり!というのも XXXは決して大きな街ではないのです。

マッスル君、息子の連れ合いの実家がXXXなんですけどね。T子さんのお父さん、今はリタイアされていますが ご活躍されていたので もしかしたらご存知かもと・・・そうしたら親しくされているとのこと、そこからは色々お話が弾みました。

話が進んで行くうちに お会いした方が マッスル君が日経ビジネスでも何度か記事を読み 印象に残っていた企業の方だったとわかり、日本のもの造り、将来、今後の課題などなど マッスル君の一番関心の深い分野のお話へと進み 充実したお話に とても喜んでいました。航海中 またお話できる機会を楽しみにしています。

不思議なご縁、奇跡のような出会い 今日は、嬉しい日でした。T子さん、お父様にお伝えしてくださいね。

[航海] ゆったりのつもりが・・・

サラーラをでて ただいまギリシャサントリーニ島に 向かっています。 その前にスエズ運河航行。日本の護衛艦、あさぎりが すぐ近くで こころ強いです。運河通行に2日間かかります。

フェイスタオルで作ったぬいぐるみがベッドサイドに置かれていました。

ゆったりの船旅、色々なイベントがあり、整理券が配布されたり あれもこれも参加したくて 結構忙しい日々。
約3週間が過ぎて 食事も豊富な種類なのにマンネリ化。またビュフェではなく 時に、ダイニングで。

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お昼は船内カフェで スープとサラダ
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これからフランソワーズ・モレシャンさんのトークショーがありますので 後ほど続けます。

[サラーラ]オマーン第2の都市

オマーンといえば、サッカーの試合でよく耳にする程度の知識しかありませんでしたが 意外にも日本と深いつながりがあるのですね。カブース国王には 少し日本人としての血が流れているとのことで そのエピソードもお聞きしました。

荒涼とした光景が延々と続きます。
マグゼイルビーチ
観桜客がこぞってやってくるビーチだそうですが 商業的なものは皆無、肌を見せてはいけない風習があるこの国、Tシャツなどお服を着て泳ぐそうです。

どこの国も入国には それぞれ決まりがあって ドバイでは 喉のお薬などの持ち込みはいけないとのことでした。また、なるべく旧市街では 肌を露出しないようにとのこと。

スルタンカブースモスクは サラーラ最大のモスクで この都市のシンボルになっています。直径6メートルのクリスタルのシャンデリアが36メートルのドームからぶら下がっています。
お祈りをする場所のカーペットは1億1500万の結び目があり、重さが20トンもある手織り。中央の窪みは教壇ですが 何も置いてありません。神は唯一無二であり 偶像崇拝はないとのことです。人々は 日に5回メッカの方角に向かって お祈りそするのが習わしだそうです。

モスクには 高い塔があり、そこから5回礼拝を呼びかける言葉が流れ 街に響きます。とても神秘的な響き、特に 薄暗くなった夕刻の調べは 明かりを煌々とつけない街には 何か別の世界のような気がします。最も異国なのですが・・・

ワディ。ダウか乳香公園見学、アラビア半島南部にある涸れ谷。谷筋に乳香の木が自生、紀元前3000年の頃より 重要な産地だそうです。

乳香は 金と同様とても経済価値のある商品で 古来よりお薬としても重宝されていました。木の樹液で 幹に傷をつけると樹液が ゆっくりと流れ やがて白くミルクのようになり 上質のものは真珠のようにもなるとか。。。。

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乳香市場にもいき 記念に乳香を少し買いました。米ドルが使えて 10ドルほどの室内用アロマ。ちょっとヒノキのような香りがします。

しかし、ジリジリ焼けつく暑さに 目も乾燥。オマーンの国旗は 赤、白、緑の三色、多くの戦争で流された血とそれを守る軍の力、白は平和の象徴、そして緑は、水の少ないこの国にたくさんの農作物をという願いがあると、
ガイドさんのお話でしたが 正しく記憶しているかしら?

[祝] 平成から令和へ

記載が少々遅れてしまいましたが 日本から5時間遅れの時差、ドバイからオマーンのサラーラに向かっている時に 船内でもカウントダウンのお祝いがありました。

日本のミニ国旗が配布されました。サテライトテレビで天皇陛下の最後のお言葉を拝聴し、厳粛な気持ちになりました。新しい年が安寧の年でありますように。

本日は、オマーン、サラーラを観光してきましたが 大変暑く 少々疲れましたので 観光については後日に。
これからスエズ運河に向かっていきますが 日本の海上自衛隊 あさぎりの護衛を受けながらの航行、ちょっと緊張感があります。

[ドバイ] ダイナミックな建築

ドバイの街中は ダイナミックな建造物、それも高層ビルが まるで建築雑誌のように並んでいます。道路も6〜7レーンもあり、大都会です。

楕円形の建造物は まだ建設中ですが 未来博のための建築で、模様はアラビア文字を使用しているそうです。

年間雨量は200ミリほどとガイドさんのお話、しかし、街にはナツメヤシ始め 緑がたくさん見られます。下にパイプを通して散水には 工夫されているそうです。
こちらは地下鉄の駅、地下鉄の駅は一目瞭然、この形で統一され、ルートもとてもわかりやすいそうです。
水をあまり連想できないドバイですが 大きなクリークがあり、昔も今も貿易や物資輸送に大きな役割をしているそうです。また、ダウ船という木造の船で 街見学のクルーズができます。
流れはとても静かなので 滑るようにゆっくりと船は進みます。私達は1時間あまりの観光でしたが、船上でビュッフェを楽しめたりもできるようです。テーブルがあり まるでレストランのようです。雨のほとんど降らないドバイ、ここは2階、オープンでも心配ないのですね。

1階は冷房も効いていましたが 心地よい風とガラス越しに見るよりはと、上に上がってきました。この観光は マッスル君も私も感激しました。

この旅で、今までいろいろなところを巡ったけど 視界がぐっと広げられるような体験をしています。世界は広いをまさに感じています。

[ドバイ] 世界有数の経済、観光都

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ドバイフレーム
2018年1月にオープンしたドバイの全景を見下ろせる150メートルの展望台。ガラス製の橋、下を見下ろすと足がすくみます。

私達はダウ船体験とドバイの誇るななつ星ホテルパージュ・アル・アラブでのアフタヌーンティに参加しました。

ダウ船については また後ほど記載いたします。 ダウ船の帆の形をしていると言われるこのホテル、予約がないと中に入ることもできません。

門から、ゴルフカートのような車で ホテルエントランスまで行くのですが そこまでの光景もプライベートビーチありと景観美しく まさに格別です。

ロビーそして貫くようなその吹き抜け きらびやかな装飾などなど 目を見張るものがあります。最低でも一泊24万円とどなたかがおっしゃっていましたが そう言われても疑えない雰囲気です。

肝心のアフタヌーンティは ちょっと・・・・考えてみれば いろいろ体験させてもらった盛りたくさんの観光料金では どうしても観光客用のメニューになってしまうのでしょうね。でも、中を見学させてもらえたことが 一番でした。あとで続けます。

このところ インターネットの速度が信じられないほど遅く、書いたものも消えてしまったりするので 読み返している間がありません。読みにく箇所多々、お許しください。ホテル、ホテル27階からの眺め