[暮らし] 時間を忘れて・・・

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季節のフルーツとイナダ、わさびドレッシングで。頂き物の蟹(勿体ないくらいおいしい)久しぶりのスパゲッティミートソース、トマト、タマネギたっぷりの昨夜メニュー

さて、Passion検索の延長上で巡り会えたこの本、すぐにポチッとおし、翌日には配達されました。

来月、温泉にでも出かけて、ゆっくり読もうと思っていたのですが 夜、ちょっとページをめくってみたら 止められなくなり、午前1時頃、残りは後日にとして 休みました。

東大病院放射線科の輝かしい経歴を持つ女医さんが ご自身の健診映像で肺がんを知り、医師として冷静沈着に対応される面は見事です。それでも病状に詳しいがため、患者サイドとしての不安感、心のひだ記されています。

また、主婦として、幼稚園児の母としての温かい思いなど ヒタヒタと迫ってくるものがあります。ご家族や周りの方達のサポートをえて、根底には 諦めない強い精神力!幼い頃からの生活環境によって培われた物でしょうか?

医学的な箇所は わからないながらも 巧みな文章力で 何となくそういうことなのかと、おぼろげに理解。冒頭は 手術を終えるまでに焦点があてられていますが その後は 生い立ちについて 詳しく書かれています。

何と、神奈川県秦野市出身、幼い頃から鈴木メソッドでバイオリンを 小田原の先生に習い、お父さんの仕事の関係でオランダにて過ごした後、帰国して高校に入学。海外と日本の教育の違いについても 記されています。息子のKが この方の高校の先輩になる偶然性にも驚きました。鈴木メソッド、小田原と、馴染みのあることがでてきたこともページを進ませたかもしれません。

まだまだ試練が続くようですが 決して諦めず 受難を情熱に変えて 頑張っておられる女医さんの自叙伝。パート2の本では より試練がありそうですが 現実を見据えながら不屈の精神で頑張っておられるようです。

この本のパート2も出版されていることを知り、そちらも購入。