日本代表チームは 長年、韓国チームに勝利していないと聞く。近頃の経済的な面でも、韓国企業に大敗を喫する例が増えている。サムサンが液晶テレビ、日本の全メーカーの売上高より大きく成長し、海外での自動車もヒュンダイが目だつようになった。
それにしても、今回の試合はテレビの前で力んでしまうほどに、選手の気迫と迫力が乗り移ってきた。
中心選手の長谷部キャプテンは、足のけいれんで退場を余儀なくされた。足を引きずりながらもプレーを続けようとする気迫には 胸に迫るモノを感じた。それに長友選手,執拗にボーるを追って走ること走ること!
日本1点リードの終了一分前、私たち日本人は誰しも勝利を信じていた。ドラマのクライマックスはそこから始まった。まさかの同点。韓国の選手も諦めず最後の最後まで一丸となってプレーしているのが 手に取るようにわかる。まさに準決勝に相応しい激闘。
今大会初のPK戦での決着。その瞬間は見るに堪えず、心臓ばくばく。私はテレビの前を離れてしまった。まるで自分の子供達が プレーしているみたいな気持ち。
パチパチパチっと マッスルが3度拍手をしたのが聞こえた。「勝った?」と聞くと「さぁ〜?」だって。でも、40年もつきあっていれば すぐ読める。勝ったんだ! 万歳!
PK戦は日本の圧勝!その瞬間見ていれば良かったな!ゴールキーパーの川嶋選手談。「120分、フィールドの選手は身体を張ってくれた、今度は自分の番だ!」その気迫が韓国選手のシュートを絶て続けに止めたのだろう。素晴らしいチームプレー!仲間意識!
延長戦の120分という息詰まるような熱戦は正に互角の力が意地と意地のぶつかり合い。勝利する事への執念が勝っていた日本に 勝利の女神が味方したようであった。両チームの必死の攻防、両国の人々を 熱中の渦に巻き込んだことでしょう。私たちに夢を与えてくれたサムライイレブンに感謝、感謝です。オーストラリアとの決勝戦も この勢いで頑張って下さい。