アトランタの娘訪問

アパートから引っ越した娘の新居を訪ねるのは今回が初めて。リーマンショックの影響で景況が悪化し、住宅売買も不況。オーナーが売りに出したこの住宅地の一軒家も売れず、賃貸に変更された物件だったそうな。

交渉して安くしてもらって通常なら住めないような贅沢な環境をフィアンセとシェア-。あと1年くらいリースが残っているそうだ。何しろワンちゃんにとっての環境重視。自然環境抜群だけれど、夜遊びを覚え、パーティ好きの茶色のピクル君、「お母さんが 昔、私の帰りが遅いと心配する気持ちわかったよ」と、娘。犬と一緒にされてもねぇ〜!従って必ず付き添って散歩させている。

林の中の一軒家。裏には小さな川も流れ 近隣の人のプライベートな湖もあり散歩させるには最適。1970年に建てられたこの家は 修理を要する箇所がところどころあり 非常にこだわった箇所と手を抜いた箇所があり面白い。

水回りにはかなりこだわりが・・・一寸失礼してトイレの手洗い、水はどうすればでるのかな?3箇所あるトイレそれぞれシンクも蛇口もデザインが違う。

一番のこだわりはこのガラス窓かもしれない。吹き抜けのこの大きなガラス窓を通して、移りゆく四季を存分に感じ取れる贅沢さ。夏は暑く、冬はガラス越しの冷気も受け入れなければならないけれど、移ろいでゆく景観の細部を楽しめる。新芽の時期はとくに美しいとのこと。ハラハラ舞う落ち葉もきれいです。
最初、私達は躊躇してホテルに滞在していたのですが 娘達が何度もすすめてくれるので ホテルをキャンセルしてこちらに快適長居させてもらいました。部屋数にゆとりがあるので気楽に滞在させてもらえ、ワンちゃん達とも別れが悲しくなるほど親しくなりました。

この家は台所に業務用のガスコンロが備え付けてあり、常に種火がついているのが驚きでした。何もかもが格別に高い位置に設置してあり、シンクもビックリするくらい深く一寸台所仕事は大変でした。

ワンちゃん達は台所、食堂そして2階には行かないようにきちんとしつけられています。そして何より家の中で吠えないのが助かります。境界線の所でのぞき込んでいます。可愛い!

この2匹の犬はどちらもレスキュードッグで 黒い方(ジョージ)は殺される一日前に娘達に飼われ、茶色の方はジョージのクリスマスプレゼントとして後に同じようにシェルターから買ってきたそうです。その運命を知っているのかワンちゃん達も非常に従順です。休暇中は毎日湖まで散歩して、広場でボール遊びなど、娘自身の運動にもなっているようです。