ふと自分が不思議な波動の中にいるのかな?っと 思える連鎖的な体験を味わった。 それと同時に 瞬時のタイミングが持つ意義も 何となく実感する。
大阪での電車の中、 同じ車両に乗ってこられる老婦人に 私の目が吸い寄せられ 失礼とわかりながら 目をそらす事が出来なかった。 よほど写真をこっそり写そうかと思ったほど マギー(先日のブログで容態が悪くなられたことをかいたMさん)に瓜二つ。 帽子をかぶり、杖をつき 歩く姿も洋服の好みも 背格好も・・・
10日ほど前、娘が 私のメッセージをそえてお見舞いのお花を手配してくれた。 ご主人がカードを読むと 眠っていたマギーの目に光がさし、 ‘Oh,S-ko!’と 気づいてくれたとのことだったので 大丈夫そうと安心していたが・・・
ふと、胸騒ぎがした。 妹のパソコンを借りてメールをすぐにチェック。 良かった! 悪いニュースが入ってなくて! 「そっくりな方をお見受けしたので ちょっと気になりましたが如何ですか?」と、ご主人にメールしようかと思ったが 自宅に帰ってゆっくりメールしようとそのままに。
その2日後、ご主人からマギーの亡くなられたと言うメールが入った。 あのマギーにそっくりの老婦人に出会えたことが 偶然とは言え、不思議なめぐり合わせのような気がしてならない。
若かりし頃の彼女は ハワイ州立法律学図書館での重鎮。 政治と社会正義に深く関与し ハワイを50番目の州に認定されるのに貢献。 よき助言者として数々の若き弁護士を育て、 また、法廷での判決及び文書化などにおいても大切な存在だったと新聞での追悼文に書かれていた。 色々な受賞もされている。
私の知るマギーは ずっと晩年。 視力を失いつつも向学心に燃え 温かさと謙虚な振る舞いの下には 信念をもって人類愛をつらぬき 努力を惜しまなかった確固たる強さがあった。
私が日本に帰る時、 目に一杯涙をためて ヨチヨチと歩み寄り 自分の首からネックレスをとって 私の首にかけてくれたあの日のマギー。 「ハワイ流のさよならよ」と言って・・・ ふと、現れた瓜二つの老婦人に会わせていただいたのは 何流のお別れなのだろう? May Maggie rest in peace!
グループの代表者から来たメールの一部。 最後の文、とても心に響くものがありました。
It was so good to hear from you. I passed your note on to other members of the Tuesday Lunch Bunch. I assume you were able to write a note to Jim direct since you received his note. Maggie had been going down hill for several weeks and her quality of life was almost nil, so it was a blessing that she could leave the confines of her frail earthly shell.