コーラス

コーラスで 「希望のささやき」という 学生時代よく歌った懐かしい曲を 歌っています。何十年という時を経て また、こうして合唱できるのは 感慨深いことです。

アリス、ホーソン作曲、英語の歌詞を調べてみました。というのも、日本語訳の歌詞が2通りあり、想像力の広がる言葉遣いや どこかしっとりとした情緒を 2つの訳からそれぞれ感じ 元の歌詞はどうなっているのだろうと思ったからです。

英詩は とてもストレートな言葉遣いのように感じますが ぐっと心に迫るところ。どちらも闇の先の光がみえてくるようで メロディも美しいです。学生時代は 何を思って歌っていたのでしょう?

アリス・ホーソン作曲
Soft as the voice of an angel
Breathing a lesson unheard
Hope with a gentle persuasion
Whispers a comforting word.

Wait, till the darkness is over
Wait, till the tempest is done
Hope, for the sunshine tomorrow
After the darkness is gone.

そしてよく知られている2つの訳詞、ネット検索してみました。

津川主一 訳
天(あま)つみ使いの 声もかくやと
静かにささやく 希望(のぞみ)のことば
闇あたりをこめ 嵐すさめど
やがて日照りいで 雲も拭われん
ささやく 希望(のぞみ)のことば
うきにも よろこびあり
ささやく 希望(のぞみ)のことば
うきにも よろこびあり

緒園凉子(りょうし)訳(この方は 男性だそうです。作曲者のアリス・ホーソンも男性です)
天(あま)つ御使いの 言葉さながら
声もひそやかに 希望ささやく
闇黒(やみ)は四方にこめ 嵐(あらし)猛れど(よもは 別の本では夜靄と書かれているようです。幻想的でいいですね)
晨(あした)陽は昇り 風も和まん
希望の 美(あま)き言葉
憂愁(うき)にも 幸はひそむ
希望の 美(あま)き言葉
憂愁(うき)にも 幸はひそむ