医療費



表庭に 楚々と優しい姿を見せているススキ、箱根の秋を思い出しています。裏庭のこの赤いぼんぼりのような実、時に切り花として飾ると 結実の秋を 部屋の中でも感じます。何の木だろう?

3ヶ月ほど滞在している間に アメリカの医療費の基準はどうなっているのだろうか?と 疑問を抱いております。

娘の出産以後 次々と請求書が送られて来ているようですが 毎回のように 保険会社に電話して 詳細を確認している娘です。電話一本ですむようなものでもなく 数時間、あるいは翌日にも持ち越しというケースもあります。

こんな調子ですから、勤務中なら 昼間は電話できないし 保険会社も勤務時間が決まっているので 苦労するそうです。 

同じ検査をしていても ラボが違うと桁外れの検査費を要求されて 確認してみると間違いだったりします。入っている保険会社によって 診てもらえるお医者さんが決まり(in networkというそうです)その保険会社が 病院との交渉次第で 患者の支払い価格が決まるようです。それも間違いが多かったり、患者サイドにたっていなかったりすると 交渉術が 大切になってきます。

10万円の請求を 1万円ほどにしたというケースもあるとなると 請求書の点検は必至ですね。知人の話では 保険を使わず キャッシュで支払った方が安い場合もありということで 何の為の保険でしょうか?

また、保険に寄っては 1年間の使える保険額が決まっていて 大病したときの為に 年初めからは ちょっとした事では保険を使わす とっておくそうです。でも、結局は幸いな事に大病もせず過ごせて、保険の限度額に達することなく 最初の頃に使っておけば良かったと 嘆く人も多いようです。

それと、体力があるのか 手術をしても長く入院ということもなく 膝の手術をした友人は その日に帰って来たそうですし 娘の帝王切開でも4日 通常分娩でも2日間の入院が普通です。

日本でも医療保険が嵩んで 赤字が膨らむ一方ですが 自分自身の健康管理を 日常の生活から考えていかねばなりませんね。