癒しのスポット2

静寂な中に 静かに日が昇り始める頃、morning dew でしっとりした芝生もきらり。 澄み切った朝の冷気が心地良く深呼吸。

野鳥がのびのびと飛び交い 果実がぐいぐいと成長をし始めるこの頃から山荘は忙しくなります。  しかし、今回は私達と知人夫妻のみ。 知人は毎年15年間この山荘に来ているので オーナーとは大の仲良し。  オーナーは日本の方ですがカナダ国籍。40年近くこの地で頑張っておられます。 奥様の日本語と英語のチャンポンが なんともほほえましく、時々わからないこともありますが それがまた愉快なのです。


びっくりするくらいよく体を動かされるご主人は、もう80歳を超えておらます。  精悍できびきびとしたいでたちは 20歳くらい若く見えます。 ご夫妻とも今の日本人が忘れてしまっているような日本人としての善さを大切にされ 何故かちょっと切なくなるくらい懐かしさを感じました。  大変な苦労がここまであったにちがいありませんが それが逆に優しさとなって現れています。  

雪に閉ざされ、 誰も訪ねてこない冬場に 奥様がされる保存食作り。 こんなにお土産をいただいてしまいました。  これはすべて無農薬でご自身が育てられた果実から作られたドライ果実やジャム。  そして収穫された豆類。  ドライアップルは パリパリポリポリとおせんべいのよう、でも風味はしっかりアップルです。  花豆は食卓にも黒砂糖と蜂蜜で煮て沢山出していただきましたが 殆ど夫が平らげてしまいました。

帰る間際に畑から抜いてくださった野菜。  ほうれん草はこんなに育っているのに 柔らかく甘く最高でした。 お葱や蕗も。
2泊3日でしたが 何日もいたような感じがする充実した癒しの空間でした。