詩を詠む

           

写真は 先日紹介させていただいた 古代豆の鞘から採りだしたもの(右) 左−白米に混ぜて炊くと お赤飯よりはうっすらピンク色。  豆は鞘の色にもどる不思議!  こんな発見 嬉しいな!  母は豆ご飯好きでした。  本日、今年最期のお豆を収穫。  お供えします。


今日まで 何をするでもなし ため息交じりの生活。  明日からは 気持ちを入れ替えて 前を向いて歩きます。  子供達の其々の思いやりも こんな時は 特にありがたく思います。  母を介護しながら 我流で31文字に 閉じ込めた歌。  読み返すと 折々の状況が浮かび 悲しいというよりは むしろ ふぅ〜っと 母がすれ違って通っていく気がします。

  • くくくっと あどけなき笑み 母の顔 童をみたり 我が胸痛む
  • 頑張らず 自然がいいと 介護しつ 一人つぶやく ある夜更けかな
  • 里帰り 何も変わらぬ 部屋模様 さわるひとなし 寂しき実家 
  • 庭荒れて 草ばかりなる 片隅に サルビア燈る 希望の明かり
  • 入れた歯が ゆるくなりし 母の口 小さくなりし 母のほほなで 
  • ひとさじを 多く食べたと 喜びし 重なる思い 吾子の幼き
  • 我が日々の 生活止めて 介護して 我のまことなる姿見えたり