メトロポリタンオペラ

*昼も夜もオペラ鑑賞しました*



あとで続けます。今、日米野球ワールドベースボールクラッシック観戦中。残念ながら、負けてしまいましたが、目を離さないような緊張した良い試合でしたね。アメリカはメジャーリーグのトップ選手が参戦している中、とても良く健闘した素晴らしい試合でした。」

*昼公演 トラビヴィアータ(椿姫)*
さて、オペラの話題に踊ります。この日は、土曜日だったので 昼公演もありました。息子夫妻は もう何度か鑑賞したそうなので 私は、一人で行ってきました。

2階右手の前の方のボックス席なので 全景が良く見え(オーケストラも舞台も)音も綺麗に聞こえ、良い席を用意してもらって 息子夫妻に感謝です。この席につくときは 鍵を開けてもらって入るので ちょっと緊張気分です。

トラヴィアータは 違う演出で私も3度みていますが、今回の舞台装置の斬新さには驚きで 現代風にアレンジした ちょっとブロードウエイに来ているかの印象を受けました。非常に、現代風で 衣装も赤、白、黒、群衆の男性もブラックスーツで その当初の時代とはかけ離れた違和感がありました。でも、このような設定が 今ヨーロッパで人気のある傾向だそうです。

長時間にわたり 4000人の聴衆に マイクなしで届ける歌声の素晴らしさは 何年か前より かなりレベルアップしているように思いました。厳しい選考を経て この舞台に立つチャンスを与えられた若手のオペラ歌手は、やはり素晴らしいです。

先日のバックステージツアーで 指揮者と合わせるには 舞台から見える両サイドのモニターが頼りとか 舞台での動きは 本番と同じような設定で 動線が書かれていて その通りに移動するとか 湿気がとても大切なので ミストが注がれる場所や うつむいた時に潤すよう工夫されているとか そういうことも思いつつ鑑賞しました。


昼と夜のメトロポリタンオペラハウス


夜の公演は8時から 左手のボックスシート、息子と席で待ち合わせ。6人席のこのボックス、この日は、貸切でした。音響も良く 昼間同様オーケストラも舞台も良く見え ストーリーも良く知っているので ドラマ性を持たせるためにどこを強調しているかなどがわかって面白かったです。

ジュリエット役の清楚で可憐な容姿ながら その声量と、どこまで高い音が出るのかと驚嘆と感激!テノールのロミオは、少し線が細いかなと思ったのですが、この主人公たちの年齢を考慮したキャスティングだったのでしょう。

インターミッション
こちらのオペラは 舞台装置も衣装も その当時の時代背景を反映していて、しばらくオペラを鑑賞する機会がなかった私には落ち着いた印象を受けました。この劇も違った演出で数回見ていますが やはりメトロポリタンはレベルが高く またすぐ来たくなります。