3つの寺院

琵琶湖の東、湖東三山と呼ばれ 千有余年もの堆積した歴史を抱いている。 国宝である西明寺金剛輪寺百済寺(ひゃくさい寺)天台宗の3つの寺院がある。戦国の世を無事生き抜いてきた歴史の重みを漂わせ、深い信仰の歴史、渡来人たちの文化の名残をも語りかけてくれる。









    
比叡山延暦寺を焼き討ちにした信長が これらの寺院をも標的にしたようだ。僧侶、農民が協力して 坊舎に火をつけ、全山があたかも炎上しているかのように見せ掛け 国宝級の寺院を守ったといわれている。




寺院は、各々鬱蒼と茂る大木に囲まれた山の中腹にあり、下界からは容易にその姿を見ることが出きない。ただひたすら登り続けるのだが 3つの寺院は それぞれ別の山にあるので この年齢にしてちょっと辛かった。父はこの近くの草津出身なので 私にとっても 故郷のような気がする。