朝市から大急ぎで帰って ガウンをとりに大学へ。 普段は静かなこの大学街、式に出席するため、全米および海外から駆けつけた家族や親戚で溢れんばかりの人達。 ホテルは何所も満員で平日の2倍の宿泊代に。それでも泊まれればラッキー! 山一つが大学というくらい広大なキャンパスもこの2日間は駐車ができない。
何事も慌ただしい。 本日もぎりぎりセーフでガウンを調達し、着替えて2時の学部だけの卒業式に出席。 赤いガウンは博士課程修了者。 一寸闘牛士かトランプから抜け出してきた姿のような気がしないでもないが 苦労してきたのを知っているだけに感激である。
モデレーターの教授から学部についての説明や実際どのようなことに学んだことが役立つのかなど わかりやすい例を挙げせつめいされた。あぁ〜そういうことを勉強していたのねっと 今頃、納得。
Operation Research とは、数学を使っての危機管理みたいなものなのかな? やはりまだわからないな! 新しい分野だが生活に密接している様な気もする。 時間があるとき息子のコメントを期待しよう! 息子の関与している金融工学についても 確率だの何だの聞いても分からないので 『サイコロふってるんだ」と最終的に締めくくられてしまったことがあったっけ!
博士号についてはそれぞれの研究論文の骨子、その後の進路が紹介され 一人一人担当教授からフードを掛けてもらって これで一応正式に認められたことになるようだ。 証書は明日のフォーマルな式までおあづけ。 このようにぼかしてアップする画像も難しい。
フードを掛けてもらった後 学部の関係教授の方々に挨拶しつつ所定の席につく。 この後、修士の卒業生達(黒いガウン)の名前が一人一人呼ばれ 修士の方のアワードが紹介され 簡単なスナックが用意された別室にて歓談。式典二部は夕方。 全学部の博士号修得者200名余りが 学長さんと一人一人名前が呼ばれ握手をして紹介される栄誉の式典。 この後も 簡単な立食。 今日は 何所のレストランも一杯でとうてい食べられないだろうから キャンパスのカフェテリアが穴場かも知れないと云うことで そちらに。正解でした。キャンパスといえど豪華。 息子が云うには コーネルカードがあってきちんとした食事をさせたい親御さんが ここでしか使えない(他のことに使ってしまわないように)カードを 学生達に渡しておく人も多いと云うことでした。 いずこの国も子を思う親の気持ちは変わらないものです。 各国の料理があり 本日は特にセレブレーションなので 特別豪華でした。
帰り道、明日の式典の準備が整ったスタジアム。 T子さんが 「お義父様には内緒なんですけど 明日のこと、一応お義母様にはお話ししておいた方がいいと思うのですけど・・・」っと云われ 一瞬、何を言われるのだろうっと 身構えてしまいました。 息子は スタジアムをながめながら 我々が何所に座れば良いか指図しています。 明日、お天気でありますように!